タイトル等
ミン・ウォン展 私のなかの私
会場
資生堂ギャラリー
会期
2013-07-06~2013-09-22
休催日
毎週月曜 (月曜日が休日にあたる場合も休館)
[8月12日(月)~16日(金)は夏期休館。]
開催時間
11:00~19:00
日・祝 11:00-18:00
観覧料
入場無料
主催者
株式会社 資生堂
協賛・協力等
後援:駐日シンガポール大使館
助成:National Arts Council, Singapore
Singapore International Foundation
協力:東京藝術大学大学院映像研究科
BankART 1929
NPO法人 黄金町エリアマネジメントセンター
公益財団法人 神奈川芸術文化財団
株式会社 トリクスタ
概要
本展では、日本映画や日本の伝統芸能から着想を得て制作した新作「私のなかの私」を発表します。ミン・ウォンがかねてより望んでいた日本での初の滞在制作による本作品で、彼は日本映画とその歴史を調査・分析し、「時代劇」「現代劇」「アニメ」の3つのジャンルに分類することを試みました。「西洋の映画は写真の延長に存在し、日本の映画は歌舞伎や能といった伝統芸能の延長にある」と指摘する彼は、この3つの映画世界を、それぞれ特有の演技・映画的撮影スタイル・物語設定により、日本映画の典型として表現しています。
「時代劇」では奥行きを感じさせない舞台の上で、平面的かつ舞台と正対する撮影法により、歌舞伎舞踊で女装の敵討ちを演じ、日本映画黄金期の小津・成瀬映画にインスピレーションを得た「現代劇」では、高度経済成長期を舞台に女性の葛藤、父と娘の複雑な関係性を捉えています。また「アニメ」では、「新世紀エヴァンゲリオン」「メトロポリス」「攻殻機動隊」といった心理学的要素を含む日本アニメをもとに、過去の高校生の頃の記憶を取り戻そうとするアンドロイドが主人公の物語を創造しています。ミン・ウォンは、どのシーンにおいても、日本映画における元型的なキャラクターを創造し、それら全てを彼自身が演じていますが、日本語による台詞の発音、言い回しのぎこちなさ、身体的特徴からは、性差・世代・言語・人種といった個人に備わる要素が否応無しに浮かび上がってきます。

日本映画にインスピレーションを受け、日本国内で初めて制作された新作の映像インスタレーションに、ぜひご期待ください。なお、本作品は本年秋に開催されるリヨン・ビエンナーレへの出品も決定しています。
イベント情報
■ミン・ウォンと本展共同キュレーターのタン・フークェンによるギャラリートーク
日時:2013年7月6日(土)14:00-16:00
場所:ワード資生堂 (東京銀座資生堂ビル9階)
締切:2013年6月21日(金)
定員:60名
参加費:無料

お問い合わせ:資生堂ギャラリー tel:03-3572-3901 fax:03-3572-3951
ホームページ
http://group.shiseido.co.jp/gallery/exhibition/past/past2013_03.html
会場住所
〒104-0061
東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
交通案内
地下鉄銀座駅 A2出口から徒歩4分
地下鉄新橋駅 1番出口から徒歩4分
JR新橋駅 銀座口から徒歩5分
ホームページ
https://gallery.shiseido.com/jp/
東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
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