タイトル等
近世の草花図 ―藤花図を中心に―
会場
根津美術館
会期
2002-04-05~2002-05-19
休催日
月曜日(ただし、4/29・5/6は開館し4/30・5/7は休館)
観覧料
一般1000円
学生700円
主催者
根津美術館
概要
爛漫の春に咲き誇る桜花、野分の風に揺れる秋草など、四季のうつろいに折りおりの表情をみせる草花は、日本人の感性と深く結びついて、古くから日本の絵画の主要な画題として、数々の優れた作品を生み出してきました。桃山時代以降の近世においても、狩野派が大画面に装飾性豊かな形式美を発揮したのをはじめ、土佐派や住吉派は濃彩の精密巧緻な画風でこれを描き、また宗達以下、光琳や抱一、其一に至る琳派の画家たちは、鋭い自然への観照眼に裏打ちされた卓抜な構図と、華麗な色彩でこの世界を表現しました。今回はそうした草花を題材とした近世屏風絵を選んで展観し、われわれが育んできた自然や草花への美意識に触れます。
濃絵(だみえ)の技法を駆使した「吉野龍田図」はじめ、金地濃彩の画面に狩野派の伝統が息づく「桜下麝香猫図(じゃこうねこず)」、宗達工房が生み出したいくつかの「伊年草花図」や光琳の「夏草図」、京画壇で光琳と双璧をなした応挙写生画の名品「藤花図」、さらに琳派の掉尾をかざって、其一の強烈な個性の光る「夏秋山水図」など、様式、手法を違えながらも麗しく競い合う、草花の世界をお楽しみ下さい。
ホームページ
http://www.nezu-muse.or.jp/
展覧会問合せ先
ハローダイヤル03-5777-8600
会場住所
〒107-0062
東京都港区南青山6-5-1
交通案内
地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線 <表参道>駅下車
A5出口(階段)より 徒歩8分
B4出口(階段とエレベータ)より 徒歩10分
B3出口(エレベータまたはエスカレータ)より 徒歩10分

都バス渋88 渋谷~新橋駅前行 <南青山6丁目>駅下車 徒歩5分
ホームページ
https://www.nezu-muse.or.jp/
東京都港区南青山6-5-1
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