タイトル等
メイプルソープ&アラーキー 百花乱々展
会場
刈谷市美術館
会期
2002-04-27~2002-06-02
休催日
月曜日(但し、祝日の場合は開館し、翌日休館)
観覧料
当日/一般:600円、高大生:400円
前売・団体/一般:400円、高大生:200円 *団体は20名以上
*小中生以下は入場無料
主催者
刈谷市、刈谷市教育委員会、刈谷市美術館、中日新聞社
概要
私たちは「花」という言葉を聞いて、たいてい「美しい」あるいは「かわいい」という言葉を連想します。こうした花たちは写真の発明に関与した初期の写真家ばかりでなく、現代の写真家にとっても、もっともポピュラーな「モデル」の一つです。身近にある美しい素材だからというのがその理由であることはまちがいありません。しかしそれだけの理由で、写真の歴史が始まって以来150年以上もの間、これほど多くの写真家が花を撮ってきたのではないはずです。花を凝視し、カメラに閉じ込め、印画紙に解き放つ作業を通して、花は「花」ではなく、別の何かに変わる可能性をその美しさの裏側に秘めているのです。しかもその変容の度合いが「美しさ」や「かわいさ」という言葉からかけ離れたものになる可能性をも含んでいます。それは手ごわい、しかし何とも興味深い素材なのです。
本展では、日本とアメリカを代表する二人の写真家、荒木経惟とロバート・メイプルソープのさまざまな花の写真を紹介します。感覚と感情に直接的に訴えていく、豪華でダイナミックな「バロック」の荒木の花に対して、メイプルソープのものは端正で、しかもその静謐さと緊張感によって鑑賞者の心を揺さぶる「古典主義」の花と言えるでしょう。動と静、湿と乾…両者の花の作品には多くの違いがあります。しかし二人はマスカルチャーという時代を舞台とし、自らのエロスを見つめ、タブーの枠を押し広げ、スキャンダラスな写真家という定評を持つなど、いくつもの共通点を持つ東西のカルト的存在の写真家でもあります。
彼らの「花」からあなたはどういう言葉を、あるいは自らのどんな花を見つけだすのでしょうか。花たちと濃密に戯れる場と時間をお楽しみください。
ホームページ
http://www.city.kariya.lg.jp/museum/
展覧会問合せ先
TEL.0566-23-1636 FAX.0566-26-0511
会場住所
〒448-0852
愛知県刈谷市住吉町4-5
交通案内
[電車]

JR東海道本線・名鉄三河線「刈谷駅」下車、南口から徒歩約10分

JR (東海道本線)
・ 名古屋駅から刈谷駅まで、快速で約20分
・ 豊橋駅から刈谷駅まで、快速で約35分

名鉄 (三河線)
・ 知立駅から刈谷駅まで6分

刈谷駅から美術館まで、または、美術館から刈谷駅までは、刈谷市の公共施設連絡バス(無料)もご利用いただけます(約5分)。


[車]

国道23号 (知立バイパス)
・ 名古屋方面から
「一ツ木IC」から約5km(約15分)。
「一ツ木IC」より築地町2丁目信号(右折)、道なりに直進。
・ 豊橋方面から
「野田IC」から約3km(約10分)。
「野田IC」より松栄町東信号(左折)、半城土町信号(右折)、下重原町信号(左折)、道なりに直進。

伊勢湾岸自動車道
・ 静岡方面から
「豊田南IC」から約10km、衣浦豊田道路(有料)経由で約20分。
伊勢湾岸自動車道「豊田南IC」(左折)、国道155号、衣浦豊田道路(有料)「生駒IC」、国道419号(左側の側道を上がり、県道48号線へ)、松栄町信号(右折)、半城土町信号(右折)、下重原町信号(左折)、約1km道なりに直進。
ホームページ
https://www.city.kariya.lg.jp/museum/
愛知県刈谷市住吉町4-5
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