- タイトル等
布をいとおしみ、自然を愛し、創る喜びを味わいながら 幸せいっぱいの毎日だった―
- 会場
- 一宮市三岸節子記念美術館
- 会期
- 2013-06-15~2013-07-28
- 休催日
- 月曜日(ただし7/15は開館)、7月16日(火)
- 開催時間
- 9:00~17:00
入場は16:30まで
- 観覧料
- 一般600円、高大生300円、小中生150円
※20名以上の団体は2割引 ※一宮市内の小中生は無料
※一宮市内の満65歳以上で住所・年齢の確認できる公的機関発行の証明書等を提示された方.および身体障害者手帳等を持参の方(付添人1人を含む)は無料
- 主催者
- 一宮市三岸節子記念美術館、中日新聞社
- 概要
創作アプリケで知られる宮脇綾子(1905-1995)の作品をご紹介します。東京に生れた宮脇は、1927(昭和2)年、名古屋市立工芸学校で教鞭を執っていた画家の宮脇晴と長年の文通を経て結婚、名古屋に移り住みました。戦時中は苦しい生活の中、家事と3人の子供の育児に追われていましたが、戦争が終わると防空壕に入っていた時間が空き、「このままなにもせずに死んではつまらない」と考え、40歳を過ぎて古い布の切れ端を使ってアプリケによる作品を作り始めました。野菜や花、魚など身近なものを愛情豊かな視線で生き生きと表現した作品は、やがて個展等を通して多くの人に親しまれました。
本展では、様々なものをモチーフに展開された宮脇綾子の多彩な世界を、代表作62点と日々の生活を絵や文で記した「はりえ日記」によりご紹介します。日常のなかに喜びや美を見出し、布の素朴な風合いや柄を生かして生み出された創造性にあふれた作品は、私たちの心に豊かなものをもたらしてくれることでしょう。