なつかしいくらしの道具や朝霞の農業を支えてきた道具の数々をご紹介する「特定展 収蔵品展」が、最終回第3期をむかえます。
第3期では古文書を中心とした資料をご紹介します。
朝霞市指定文化財「消防日誌」は、旧岡村(現在の岡地域)の消防団で保管されていたものです。明治時代から昭和にかけての日誌や消防活動が記されています。中には村で起こった様々な事柄の記載もあり、当時の生活を知るうえで、たいへん貴重な資料となっています。
明治時代からの資料が並ぶ教科書のコーナーでは、様々な教科を取り混ぜご紹介します。今では教科もない修身の教科書や、尋常高等小学校で使われたものもあります。文字が多く、単色刷りというだけでなく、仮名遣いや文章表現を見るだけでも、現在使われている教科書とのちがいがよくわかります。
雑誌のコーナーでは、戦前からの女性誌や週刊誌の変遷をみることができます。
また、野球選手や力士、映画スターが描かれたメンコをなつかしくご覧になる方も多いでしょう。
紙に書かれた、あるいは印刷された資料の数々から、朝霞の歴史の移り変わりをご覧ください。