- タイトル等
ジョセフ・クーデルカ展
- 会場
- 東京国立近代美術館
企画展ギャラリー 1F
- 会期
- 2013-11-06~2014-01-13
- 休催日
- 月曜日(12月23日、1月13日は開館)、12月24日[火]、年末年始(12月28日[土]―1月1日[水・祝])
- 開催時間
- 10:00~17:00
金曜日は -20:00 *入館は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 一般850(600)円、大学生450(250)円
( )内は20名以上の団体料金、いずれも消費税込。
*高校生以下および18歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。
*上記料金で入館当日に限り、同時開催の「現代のプロダクトデザイン―Made in Japanを生む」展、所蔵作品展「MOMATコレクション」もご覧いただけます。
- 主催者
- 東京国立近代美術館 マグナム・フォト東京支社
- 協賛・協力等
- 後援 チェコ共和国大使館、チェコセンター
協賛 ライカカメラジャパン株式会社
協力 日本航空
- 概要
ジョセフ・クーデルカ(1938年チェコスロヴァキア生まれ)は、今日世界で最も注目される写真家の一人です。本展はその初期から最新作までを紹介する展覧会です。
航空技師として働きながら1960年代初頭に写真を発表し始めたクーデルカは、知人の紹介で撮影を始めたプラハの劇場での写真を通じてチェコスロヴァキアの写真界にその存在を知られるようになります。1967年には技師の仕事を辞め、フリーランスの写真家として活動を開始。その翌年ソヴィエト軍のプラハ侵攻を撮影。その写真は匿名のまま西側に配信され、それをきっかけに1970年、クーデルカは故国を離れました。
当初イギリス、後にフランスを拠点に、チェコスロヴァキア時代からとりくんでいた「ジプシーズ Gypsies 1962-1970」や、亡命後にヨーロッパ各地で撮影された「エグザイルズ Exiles 1968-1994」などのシリーズを発表。それらは詩的でありながら独特の強さをもつイメージによって、市井の人々のささやかな人生の陰影をとらえつつ、20世紀という時代をめぐる文明論的な奥行きをも備えた作品として高く評価され、クーデルカは一躍欧米の写真界でその名を知られるようになりました。
2002年、クーデルカの初めての本格的な回顧展として、故国チェコ共和国、プラハのナショナル・ギャラリーで開催された本展は、その後トルコやメキシコに巡回しました。アジアでは初の開催となる東京展では、従来展示されなかったヴィンテージ・プリントが加わるほか、1980年代後半よりとりくんでいるパノラマ・フォーマットの作品による「カオス Chaos 1986-2012」のシリーズを、最新作も含めた新たな構成とし、初期から今日に至るクーデルカの作品世界を紹介します。
- イベント情報
- *講演会
2013年11月16日[土] 14:00-15:30
増田玲 (本展企画者/東京国立近代美術館主任研究員)
*ギャラリートーク
2013年11月29日[金] 18:00-19:00 小林美香 (東京国立近代美術館客員研究員)
2013年12月20日[金] 18:00-19:00 増田玲 (本展企画者/東京国立近代美術館主任研究員)
- ホームページ
- http://www.momat.go.jp/Honkan/koudelka2013/index.html
- 展覧会問合せ先
- 03-5777-8600 (ハローダイヤル)