タイトル等
小林一三 生誕140周年記念Ⅰ
復活! 不昧公大圓祭
逸翁が愛した大名茶人・松平不昧
かつて阪急百貨店の古美術街で名品茶道具を結集し開催された「不昧公大圓祭(ふまいこうだいえんさい)」が今甦る。
会場
逸翁美術館
会期
2013-04-06~2013-06-02
休催日
毎週月曜日(但し4月29日・5月6日は開館 4月30日・5月7日は休館)
開催時間
午前10時~午後5時
入館は4時30分まで
観覧料
●一般1,000円 ●大・高生600円 ●中・小生以下無料
※シニア(65歳以上)の方は入館料700円 ※その他各種割引料金がございます。
主催者
阪急文化財団・読売新聞社
概要
本年2013年(平成25年)、小林一三(逸翁)が生誕140周年を迎えたことを記念し、春秋二部構成で、近代茶人でもあった逸翁の茶人としての姿を浮かび上がらせる展示を開催することとなりました。
まず第一部は、逸翁が最も敬愛した大名茶人である松平不昧公をとり上げます。不昧は出雲松江藩の第七代目当主で、江戸時代を代表する大名茶人の一人です。不昧が茶道会に残した足跡は大きく、『古今名物類聚(ここんめいぶつるいじゅう)』の刊行や、不昧が集めた道具帖、いわゆる雲州蔵帳(うんしゅうくらちょう)はあまり有名です。
昭和29年(1954)4月、阪急百貨店6階にあった古美術街では、全街を挙げての催しものとして「不昧公大圓祭(ふまいこうだいえんさい)」を開催しました。この古美術街は、逸翁の肝入りで百貨店内に日本で初めて作られ、誕生は昭和7年(1932)にさかのぼります。「不昧公大圓祭(ふまいこうだいえんさい)」は、島根県や松江市からの要請もあり実現した展覧会で、かつてない規模で開催されました。島根からの出品物の他、古美術街や、雑誌「日本美術工芸」編集部の協力のもとに、不昧の好みのものや、縁の作品などが展示されました。逸翁はこの催しに強い感銘を受け、自著『大乗茶道記(だいじょうさどうき)』に詳細な記録を残しました。
このたびは、「不昧公大圓祭(ふまいこうだいえんさい)」において当時出品された作品を中心に、逸翁の収集した不昧の縁のある作品を展示し、逸翁の茶道観に迫ります。
イベント情報
[講演会]
●4月20日(土)午後2時より「松平不昧の時代と茶の湯」静岡文化芸術大学学長 熊倉功夫氏
●5月18日(土)午後2時より「大名茶人 松平不昧公 その数寄道こぼれ話」出雲文化伝承館名誉館長 藤間亨氏
※各講演会とも、入館者聴講無料・午後1時より座席券配布、先着120名
[イベント]
5月25日(土)午後2時より「筑前琵琶 上原まり幽幻の調べⅡ -松江に生きた小泉八雲の世界-」料金3,000円
※要申し込み。詳しくは美術館にお問い合わせください。
[ギャラリートーク]
4月27日(土)・6月1日(土)各日午後2時から担当学芸員による展示解説
ホームページ
http://www.itsuo-museum.com/exhibition/schedule/
会場住所
〒563-0058
大阪府池田市栄本町12-27
交通案内
阪急電鉄宝塚線「池田駅」下車、北へ徒歩約10分
ホームページ
https://www.hankyu-bunka.or.jp/itsuo-museum/
大阪府池田市栄本町12-27
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