- タイトル等
国際交流企画展
『定窯・優雅なる白の世界 ―窯址発掘成果展』
- 会場
- 大阪市立東洋陶磁美術館
- 会期
- 2013-11-23~2014-03-23
- 休催日
- 月曜日(12/23、1/13は開館)、12/14(土)、1/14(火)、12/28(土)~平成26年1/4(土)
- 開催時間
- 午前9時30分~午後5時
※「OSAKA光のルネサンス2013」期間〔12/15(日)~12/25(水)〕は午後7時まで
※入館は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 一般800円(640円)、高大生480円(400円)
※( )内は20人以上の団体料金
※身体障がい者手帳等お持ちの方(介護者1名を含む)、ツルのマーク付健康手帳、 大阪市敬老優待乗車証等をお持ちの方、中学生以下は無料
- 主催者
- 大阪市立東洋陶磁美術館、河北省文物研究所、河北省博物館
- 協賛・協力等
- 企画協力:株式会社アサヒワールド
- 概要
定窯(ていよう)は河北省保定市曲陽県に位置する中国の著名な白磁窯であり、宋代五大名窯の一つにも挙げられています。なかでも宋代から金代にかけては宮廷用器も数多く生産され、「牙白」と呼ばれる象牙のような白色(アイボリーホワイト)を特色とする優雅な定窯白磁は、皇帝はじめ士大夫などにも広く愛好されました。
2009年9月から2010年1月にかけて、河北省文物研究所は北京大学考古文博学院などと共同で定窯窯址の本格的な考古発掘を実施し、定窯の分期・編年研究や焼造技術の変遷など定窯に関する多くの問題を解明する上での重要な発見と成果を得ました。この発掘は2009年の中国十大考古新発見の一つにも選ばれており、中国陶磁史上の重大発見として国内外から注目を集めました。
本展ではこの定窯窯址の出土品66点を日本で初めて紹介します。窯址出土の破片を通して、優雅なる定窯白磁の発展の歴史とその美の秘密に迫ります。
- イベント情報
- ●「定窯・優雅なる白の世界」特別記念講座のご案内
下記の通り, 国際交流企画展「定窯・優雅なる白の世界―窯址発掘成果展」特別記念講座「定窯窯址の考古発掘とその成果」を開催いたします。
日時:平成26年3月16日(日)
午後1時半~4時(受付は午後1時より)
場所:大阪市立東洋陶磁美術館・地下講堂
定員:50名(先着順, 当日午前11:00より整理券を配布)
参加費:無料(ただし, 企画展の観覧券が必要です)
内容:
①演題「定窯の考古新発見」
講師:秦大樹氏 (北京大学考古文博学院教授)
②演題「定窯澗磁嶺A区窯址の発展段階について」
講師:李鑫氏 (北京大学考古文博学院)
③演題「定窯の海外輸出について」
講師:高美京 (北京大学考古文博学院)
※演題はいずれも仮題
【問合わせ先】
大阪市立東洋陶磁美術館・学芸課
〒530-0005 大阪市北区中之島1-1-26
電話:06-6223-0055
●連続レクチャー「定窯白磁の魅力に迫る」のご案内
下記のとおり担当学芸員による連続レクチャーを開催いたします。
皆様のご参加をお待ちしています。
第1回
日時:平成25年12月1日(日) 午後1時30分~3時(受付は午後1時より)
演題:「定窯・優雅なる白の世界―窯址発掘成果展」開催にあたって
講師:小林仁 (当館主任学芸員)
場所:大阪市立東洋陶磁美術館・地下講堂
定員:50名(当日先着順)
参加費:無料(ただし, 企画展の観覧券が必要)
第2回
日時:平成25年12月22日(日) 午後1時30分~3時(受付は午後1時より)
演題:「定窯窯址を訪ねて」
講師:小林仁 (当館主任学芸員)
場所:大阪市立東洋陶磁美術館・地下講堂
定員:50名(当日先着順)
参加費:無料(ただし, 企画展の観覧券が必要)
第3回
日時:平成26年2月2日(日) 午後1時30分~3時(受付は午後1時より)
演題:「定窯白磁研究の最前線」
講師:小林仁 (当館主任学芸員)
場所:大阪市立東洋陶磁美術館・地下講堂
定員:50名(当日先着順)
参加費:無料(ただし, 企画展の観覧券が必要)
※なお, 当館友の会賛助会員の方は, 優先的に御聴講いただけますので, 前日までに友の会事務局までご連絡下さい。
Tel 06-6223-0055
Fax 06-6223-0057
- ホームページ
- http://www.moco.or.jp/exhibition/2011/17.html