タイトル等
北異のマグマ沸点到達
大宮政郎展
時代を羽化する感性…その狂喜の軌跡
会場
萬鉄五郎記念美術館
会期
2013-03-02~2013-04-14
休催日
月曜日休館(月曜日が祝日の場合、その翌日)
開催時間
8時30分~午後5時まで
入館は4時30分まで
観覧料
一般/500(450)円 高校・学生/300(250)円 小・中学生/200(150)円
*( )内は20名以上の団体料金
主催者
萬鉄五郎記念美術館
協賛・協力等
[共催]岩手日報社
[後援]岩手日日新聞社、盛岡タイムス社、河北新報社盛岡総局、朝日新聞社盛岡総局、読売新聞盛岡支局、毎日新聞盛岡支局、産経新聞盛岡支局、日本経済新聞社盛岡支局、IBC岩手放送、テレビ岩手、めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、エフエム岩手、ラヂオもりおか、奥州エフエム、えふえむ花巻、花巻ケーブルテレビ
概要
1930(昭和5)年、岩手県水沢(現、奥州市)に生まれた大宮政郎は、60年代初めに盛岡で結成し先鋭的な美術グループ「集団N39」の先導的メンバーとして、岩手の美術シーンに確かな一歩を印すとともに、運動体としての前衛美術を地方から発信し続けました。1968年、モスクワに向かう機内で数時間にわたって沈まない夕焼けを眺めた彼は、「人が動きながら、又は、移動しながら自らスピードをもって物を見、考えたなら、芸術はどの様に変わるか…」という新しい造形的発想が思い浮かびます。それはまもなく「人動説アート」となって、動的視点による新たな造形活動が展開されることになります。
速度が高まれば物体や空間は短縮し、質量が増大するという特殊相対性理論と、現代社会の加速する時空とを相乗的に解釈した大宮は、移動する視点は対象を細長く写しだすと言います。それらは独特な縦長の形態へと思索と実験が重ねられ、「人動説」は深化を続け、綿版画や形のないものを具現化する彫刻やオブジェなど、独自の視点から現代美術へ斬新なアプローチを試みてきました。
82歳を迎えてなお、少年のような好奇心でマグマのようにエネルギーを噴出続ける大宮は、「有りもしないものを有るように見せるのが21世紀の絵画」という、新たな絵画思考を展開し、内なるイメージが画面いっぱいに展開するドローイング「無有描写シリーズ」に取り組んでいます。
本展覧会は、岩手のみならず日本を代表するアーティスト大宮政郎の最新作「無有描写シリーズ」をはじめ、これまでオリジナリティー溢れる造形作品を生みだしてきた彼の60年にわたる表現世界の全貌を紹介するものです。
イベント情報
関連事業|ギャラリーコンサート「ヴァイオリンとピアノのデュオ」
日時:3月17日(日) 14:00~ 会場:萬鉄五郎記念美術館展示室
出演:水原良子(ピアノ)、伊禮しおり(ヴァイオリン)
☆入場無料
ホームページ
http://www.city.hanamaki.iwate.jp/sightseeing/yorozu/1360980563023.html
会場住所
〒028-0114
岩手県花巻市東和町土沢5-135
交通案内
列車
JR釜石線 「土沢駅」より 徒歩8分
JR東北新幹線 「新花巻駅」より タクシー10分

バス
岩手県交通 「土沢線 (花巻駅―新花巻駅―雲南桜前)」
土沢中町下車 徒歩3分

自動車
東北自動車道 「花巻インター」「花巻南インター」から それぞれ20分
釜石自動車道 「東和インター」から 2分
(美術館駐車場20台)
ホームページ
https://www.city.hanamaki.iwate.jp/bunkasports/bunka/1019887/yorozutetsugoro/1002101.html
岩手県花巻市東和町土沢5-135
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