練馬区立美術館は、昭和60年10月に開館しました。今回で17年目を迎えました。当初は寄贈された油彩画1点から始まった収集作品も、年々増加して、現在では、日本画・洋画・素描・版画・彫刻・工芸・書など各種分野の作品が1200点を上回ります。作品購入を継続してきたことはもちろんですが、作家本人やご遺族・コレクターの皆さんから多数の作品を寄贈していただきましたが、実に多くの方々が収蔵作品の充実に協力してくださったのです。
今回の『「洋画」のいろいろ―収蔵作品大公開』展では、当館の収蔵作品から選んで、油彩画・アクリル画・水彩画・素描を中心に、「自画像」「人物」「静物」「風景」「抽象」「素材」等のテーマ別にして、多彩な「洋画」を展示いたします。明治中期から現代までの画家約50名の個性的な作品群によって、改めて「洋画」の魅力を再確認したいと思いますので、是非ご来館ください。