2011年には大震災、2012年には領土問題、選挙と、日本の社会や在り方を考えなければならない、数々の出来事が起きました。元来「美術」は日本の近代化の為に、あらゆる面を西洋化することと同時に「美術」という概念を輸入し移植したものですが、今日の日本においては、それは無くてはならない概念となっているように思われます。しかし近年の美術はカタカナのアートとなり、その在り方も変化しています。そのような事象を問い直しながらも新年らしく楽しい展覧会ができないかと企画しました。
今回はトークにも趣向を凝らします。オークションも楽しんで参加していただければ幸いです。