- タイトル等
伝統工芸は
日本のものづくりの
原点である
- 会場
- パナソニック汐留ミュージアム
ルオーギャラリー
- 会期
- 2013-04-13~2013-08-25
|前期|4月13日(土)―5月28日(火) |中期|5月30日(木)―7月9日(火) |後期|7月11日(木)―8月25日(日)
- 休催日
- 毎週水曜日
- 開催時間
- 午前10時~午後6時
入館は午後5時30分まで
- 観覧料
- 一般700円/65歳以上600円/大学生500円/中・高校生200円/小学生以下無料
*20名以上の団体は100円割引 *障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料でご入館いただけます
- 主催者
- パナソニック 汐留ミュージアム、日本経済新聞社
- 協賛・協力等
- 後援:港区教育委員会、公益社団法人日本工芸会
協力:東京国立近代美術館、裏千家 今日庵 特別協力:公益社団法人日本工芸会近畿支部
- 概要
「経営の神様」と呼ばれる松下幸之助(1894-1989)が文化に理解を示し、支援していたことはあまり知られていません。美術品を見る目は持ち合わせていないと言いながらも、実際には、絵画から工芸作品にいたるまで美術品を収集したり、日本工芸会などの団体の役員を務めるなど、文化支援活動を続けていました。本展では、このような松下幸之助と伝統文化との関わりをご紹介します。
松下幸之助は「素直な心」を生涯大切にしていましたが、その「素直な心」を育てる道が茶道にあると考えるようになりました。そして茶道具に触れるうち、その関心は工芸家に向けられるようになったのです。陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、截金など、さまざまな素材を駆使し、伝統的なわざを絶やさず時代の息吹を取り入れることによって成立する日本の工芸作品。松下幸之助は「伝統工芸は日本のものづくりの原点である」と確信し、このような作品を作り出す工芸家を支援することで、「ものづくりの心」を未来に伝えていきたいと考えました。
本展では、松下幸之助と茶道の出会い、またどのように「素直な心」を昇華させていったのかといった点を導入としてご紹介し、次に、関西の工芸家を通じて関心を寄せ、展示を目的として収集した重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝を中心とした作家たちの作品を紹介いたします。松下幸之助ゆかりの工芸作品を一堂に会し、松下幸之助の文化的側面に触れる絶好の機会となります。
- イベント情報
- ◆講演会 *いずれも聴講は参加無料ですが本展の入館券が必要です
「松下幸之助と伝統工芸」 森口邦彦(染色家、重要無形文化財「友禅」保持者)、
聞き手 諸山正則(本展監修者、東京国立近代美術館主任研究員)
4月14日(日) 午後1時30分~3時 パナソニック東京汐留ビル5階ホール 定員150名
「松下幸之助と茶道」 鵬雲斎千玄室(裏千家第十五代前家元)
4月27日(土) 午後1時~2時 パナソニック東京汐留ビル5階ホール 定員150名
◆ワークショップ *参加費は当日受付時にお支払いいただきます
「世界で一つだけの竹の花かごを作ろう!」 田辺小竹(竹芸家)
[大人向:18歳以上] 7月6日(土) 午後1時30分~4時 パナソニック東京汐留ビル5階ホール 参加費1,000円
[子供向:小5~中3] 8月3日(土) 午後1時30分~4時 パナソニック東京汐留ビル5階ホール 参加費500円
いずれも下記の方法でお申し込みいただけます。申し込み受付開始日はWebサイトにてご確認ください。
(A)汐留ミュ―ジアムWebサイト http://panasonic.co.jp/es/museum
(B)パナソニック 汐留ミュージアム受付 (休館日および展示替期間を除く)
*受付は先着順、定員になり次第締め切らせていただきます *定員に達しなかった場合、当日受付をする場合があります
◆学芸員によるギャラリートーク
5月25日(土)、6月22日(土)、7月27日(土) いずれも午後2時~ 参加無料(入館には本展入館券が必要です)、申込不要
なお、ルオーギャラリーにて、当館所蔵のルオー・コレクションの中から作品を展示しております。併せてご覧ください。
- ホームページ
- http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/13/130413/