全国では年間7000件近くの発掘調査が行われています。その中で、今回は近年とくに注目される20遺跡、約580点の出土品を集めました。
旧石器時代から明治時代まで、全国各地の遺跡から見つかった出土品が一堂に展示されます。一級の資料を間近で見ることができるまたとないチャンスですので、ぜひご覧ください。
また、平成23年3月11日の東日本大震災によって被災した文化財に対する、文化庁の保護のとりくみについても紹介します。
ところで、平成24年度は鳥取県立博物館開館40周年であると共に、鳥取県文化財保護条例が初めて施行条例がはじめて施行されて60年、鳥取県埋蔵文化財センター設立30年となるなど、文化財に関する節目の年です。これを記念し、県内でこれまで様々な原因で行われてきた数多くの発掘調査の中から、特に注目を集めた遺跡、学史や記憶に残る遺跡など、鳥取県を代表する遺跡の出土品を展示・紹介します。
また、近年行われた、特に注目される発掘調査成果も併せて展示します。