神戸にて制作活動を始めてから十数年の月日が流れました。私の制作は陶芸が出発点でしたが,CAPHOUSE(2002-2007年)にて様々なアーティストに出会い,多くの刺激を受け,解され,実験的な制作を始めました。その後,国内外での滞在制作と神戸での活動を繰り返し,立体,パフォーマンス,参加型作品,ドローイング,映像,と素材や表現方法は常に変化し続けてきました。しかしその一方で,変わらないものもあるような気がします。
今回,Archives「資料室」と題し,普段私がアトリエとして使用させて頂いている空間CAP STUDIO Y3 403にて,これまでの私の活動をまとめてご覧頂ける様に致しました。今日もこの空間で想いを巡らせ,作品が生まれつつあります。
「神戸牛とWalk」は私にとってこれまでに無い新たな挑戦です。
CAPSTUDIO Y3 403 ―ギャラリー島田―ギャラリー301の3つの展覧会場を結びながら,神戸の山から海へ,そして海から山へと歩きます。
夢のように想ったことも,実現したい気持ちが抑えられません。出来るか,出来ないか,その境界線を進んでゆくことを選びました。
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