今年は、金環日食や金星の太陽面通過、金星食などの天文現象が観測され、天体の仕組みが話題となり、天体観測への関心が高まった年でした。また、江戸時代の天体観測をテーマとした映画「天地明察」も公開され、当時の観測機器や観測方法について、興味を抱いた方も多いと思います。
そこで、今回、世界的にも貴重な「分度(ぶんど)之(の)規矩(きく)(平面天球儀)」などの天文資料を一堂に集めて展示し、佐賀藩の天文学への興味関心の高さをご紹介します。
江戸時代の天体観測や天文教育の様子に思いを馳せるとともに、実際に星空の観測に出掛けられてみてはいかがですか。
多くの方のご来館をお待ちしています。