アーティストは皆いろいろなことを感じたり思ったり、考えたりします。
そしてそれらを紙に描き残したり、また別の素材や方法でかたちに留めたりします。
そうしてできたもの、すなわちドローイングには感覚や思考の過程が生々しく記されています。
ドローイングは、ある意味では作品の過程にある生々しいもので、どこか不完全なものかもしれませんが、ときとして完成度の高い作品よりも多くを、つよくこちらへ伝えてきます。
Drawing Exhibition#3 Thinking is Formは、11人の作家による思考の場としての展覧会です。
頭の中を覗くような、あるいは作家の目を通して世界を見るような、そんな展覧会にしたいと考えています。