葉祥明は1972年に絵本作家として世に出て今年で41年。たくさんの絵本を描いています。67歳になる今も、毎年 数冊の絵本を出版し、多くの読者を魅了し続けています。絵本「オレンジいろのペンギン」は2003年に発表され、再版に再版を重ねその人気の高さを窺い知ることが出来ます。
皇帝ペンギンの子ども“ジェイムズ”は生まれたときから全身オレンジ色です。どうして自分だけオレンジ色なのか?その理由は分かりませんでした。でもある時の出来事で…
お話が進む中、作家が込めた『一人一人の存在自体に意味がある』というメッセージが心にスーっとしみこむお話です。氷の世界に住むオレンジ色のペンギンの世界を、優しいタッチで描いた水彩画作品をご覧下さい。