Salon de Colline最終回によせて
此の度Salon de Collineが最終回を迎えることになりました。昨年メンバーの中村清治を失い、その追悼の意を含めた展覧会になります。長年御愛顧を頂いた皆様方に厚く御礼申し上げます。
ふり返ると40年余り昔になりますが、初代・中山一男社長が名古屋画廊らしい企画として綾杉会と、その頃の若手作家による名翔会を立ち上げ、画廊の主要な催しとして回を重ねて来ました。
2000年代に入って中山真一社長と私達4名の作家が集まり、新しくSalon de Collineが発足しました。一人ひとり、西洋絵画の基本に根を置き名古屋画廊とも長い関係を持つ仲間達です。この7年Salon de Collineも周囲の皆様に支えられ、それなりの役割を果たすことが出来た様に思われます。
私達も今後、新たな形で活動を重ねて参りますので、変らぬ御支援をお願い致します。
笠井誠一(画家)