回転するLPレコードに滴り落ちる蜂蜜をパフォーマーが舐め続ける《Honey, Beauty and Tasty》、大量のユリの花を口から「産み出す」様子を映したビデオ作品《献花―花を産む》、ごく普通のダイニングで澤登が手を使わずに桃を食べる《I eat a peach》。
澤登は、日常的な光景の中にちょっとした棘を忍び込ませ、何気ない行為を妖しい雰囲気に変える。そんなパフォーマンス/ビデオ作品を制作してきた彼女が《Honey, Beauty and Tasty》の再演とインスタレーションを行います。