近代美術の名品では、ルノワール「麦わら帽子を被った女」、ドガ「マネとマネ夫人像」などの西洋近代芸術、日本の近代絵画として吉田博、寺田政明の風景画などを展示します。
また、20世紀末の象徴主義の特集として、1980年代に、性や死、混沌などを主題として描かれ、ニューペインティングと呼ばれた欧米の絵画を紹介します。
その他、歌川国貞「せん茶売り」など江戸の商いをテーマにした浮世絵の特集、1960年代から1990年代までの日本の現代美術の特集、具象的なモチーフを描きながら、情動が先行し、激しい色彩や筆あとをもつ、大庭勝郎、滝純一、平野遼ら郷土作家の作品の特集など多彩です。