- タイトル等
秋季特別展
広重と東海道展
―保永堂版東海道・竪絵東海道を中心に―
- 会場
- 那珂川町馬頭広重美術館
- 会期
- 2012-09-14~2012-11-18
前期:平成24年9月14日(金)~10月14日(日)
後期:平成24年10月19日(金)~11月18日(日)
- 休催日
- 展示替え期間(10月15日~10月18日)、毎週月曜日(祝日除く)、祝日の翌日(9月22日は開館)
- 開催時間
- 午前9時30分~午後5時
但し入館は4時30分まで
- 観覧料
- 大人 700円(630円)
高大生 400円(360円)
※( )は20名以上の団体料金。
※70歳以上の方、中学生未満は無料。
※障がい者手帳等をお持ちの方・付き添1名は半額。
- 主催者
- 那珂川町馬頭広重美術館
- 概要
歌川広重の出世作東海道五拾三次之内(一般に保永堂版東海道という)は、天保4年(1833)頃に保永堂(竹内孫八)の企画を鶴喜(鶴屋喜右衛門)に持ち込み合梓という形で出版がはじまりました。発売当初から好調な売れ行きで、浮世絵史上に残るロングセラー作品になりました。作品の特徴は春夏秋冬の四季や晴、雪、雨の天候や朝、昼、夕、夜の時刻の変化をつけることでそれまでの単調な風景画からメリハリの効いた作品になりました、鑑賞している人は家にいながら東海道を旅した気持ちになりました。その後広重に続けとばかりに様々な浮世絵師が東海道シリーズを描きましたが、売れたのは広重の作品だけでした。広重は生涯に20余種の東海道シリーズを制作し、最後に安政2年「竪絵東海道」を出版します。この作品は縦の構図に各宿場の名所、旧跡など描いていますが、基本は保永堂版東海道と同じく季節や天候を入れて豊かな画面構成を演出しています。広重の「東海道シリーズ」は大きさ(大判、間判、中判、四ッ切判、八ッ切判、小判など)や種類(狂歌入り東海道、美人東海道、人物東海道、竪絵東海道、張交絵、双六など)を変えて品数を増やしました。
今回は広重の出世作であり生涯にわたり描き続けた東海道シリーズのうち、はじめに出版した「保永堂版東海道」と20種類以上描いた東海道シリーズの最後の作品「竪絵東海道」を中心に紹介します。 広重の東海道シリーズを鑑賞しながら180年前の旅をお楽しみください。
- イベント情報
- ミュージアムトーク当館学芸員
日時:9月15日(土)、10月20日(土)
午後1時30分~ ※要観覧料
- 展示替え情報
- 展示替え期間(10月15日~10月18日)