タイトル等
館蔵品展
名所江戸百景の秋と冬
会場
静岡市東海道広重美術館
会期
2012-10-30~2012-12-09
平成24年
[前期] 10月30日(火)~11月18日(日)
[後期] 11月20日(火)~12月9日(日)
休催日
毎週月曜日(臨時休館および年末年始休館:12月10日~1月3日)
開催時間
午前9時~午後5時
入館は閉館の30分前まで
観覧料
一般500円(400円)、大学生・高校生300円(240円)
中学生以下及び静岡市在住の70歳以上の方は無料
※( )は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳等をご持参の方及び介助者は無料
主催者
静岡市東海道広重美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団
協賛・協力等
後援:静岡市教育委員会 静岡県教育委員会
概要
「名所江戸百景」は名所絵師・歌川広重の最晩年の代表作です。版行が始まったのは安政三(1856)年。前年の安政二年には安政の大地震が起こり、江戸の街は甚大な被害を受けました。そのような中で広重は、自身が亡くなる安政五年まで版行を続け、最終的には一二〇枚にもおよぶ生涯最大の揃物となりました。「これぞ江戸!」と言わんばかりに江戸っ子の愛する街のさまざまな風景を、四季折々の行事や美しい自然とともに描いた本揃物は、町の復興を目指す人々を応援する意味もあったのかもしれません。
本揃物は、広重が晩年に得意とした縦長の画面を活かした構図であり、近景に大きくモチーフを配することで極端な遠近感を生みだす「近景拡大構図」が多用されています。特に花鳥画を得意とした広重らしく、近景のモチーフには花や鳥など動植物が描かれ、まさに広重の集大成ともいえる作品です。後にゴッホやモネなど遠く西洋の人々にも高い評価を得て"ジャポニスム"の原動力ともなりました。
本展では「名所江戸百景」を中心に、浮世絵に描かれた江戸時代の秋と冬の風景をご紹介します。一五〇年以上経た現代でも、なお見る者を惹きつけてやまない広重の作品の数々をぜひお楽しみください。なお、小展示室では前期に広重の花鳥画を、後期には「忠臣蔵」を展示いたします。
イベント情報
※すべて参加費無料(入場料別途)

講演会「広重と名所江戸百景」
●日時:12月1日(土) 午後2時~
●講師:浅野 秀剛氏 (大和文華館 館長)
●会場:静岡市東海道広重美術館 2階講座室
●募集人数:40名 (要申込)
●参加方法:11月3日(土・祝)9時より電話にて受付(先着順)

ギャラリートーク
●日時:11月10日(土)、24日(土) いずれも午後1時30分~
●会場:静岡市東海道広重美術館 展示室内
●参加方法:当館エントランスに直接お集まりください。
展示替え情報
※作品保護のため、前期後期で作品を総入れ替えします。
ホームページ
http://www.yuihiroshige.jp/exhibition/121002/index.html
会場住所
〒421-3103
静岡県静岡市清水区由比297-1
交通案内
[JR東海道新幹線、東海道本線(在来線)をご利用の方]

□電車をご利用の方
「由比駅」下車、旧東海道を東へ直進、徒歩25分。またはタクシー5分。

□新幹線 (大阪、名古屋方面) をご利用の方
新幹線静岡駅下車、東海道本線乗り換え(約20分)、「由比駅」下車。

□新幹線 (東京、横浜方面) をご利用の方
新幹線三島駅下車、東海道本線乗り換え(約40分)、「由比駅」下車。
または、新幹線静岡駅下車、東海道本線乗り換え(約20分)、「由比駅」下車。

[お車をご利用の方]

□大阪、名古屋方面からのお越しの方
1. 東名高速道路【清水I.C.】で降り、国道1号(静清バイパス)を沼津・富士方面へ。
2. 約10km進み、寺尾交差点を左折。
3. 約500m先、歩道橋手前の二又を右折し、旧東海道(県道370号)を約2km進むと、左に由比本陣。

□東京、横浜方面からのお越しの方
1. 東名高速道路【富士I.C.】で降り、県道353号から富士見大通りへ。
2. 約3km進み、国道1号(富士由比バイパス)を静岡・清水方面へ。
3. 約9km進み、蒲原神沢付近(道路標識「由比市街」)で降り右折。踏切を渡り、信号を左折。
4. 約100m先、二又を左折し、旧東海道(県道370号)を約750m進むと、右に由比本陣。
※【富士I.C.】からの所要時間は約25分です
ホームページ
https://tokaido-hiroshige.jp/
静岡県静岡市清水区由比297-1
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