- タイトル等
須田悦弘 展
- 会場
- 千葉市美術館
- 会期
- 2012-10-30~2012-12-16
- 休催日
- 第1月曜日[11月5日、12月3日]
- 開催時間
- 10:00~18:00
金・土曜日は20:00まで
※入場受付は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 一般1000円[800円] 大学生700円[560円]
※小・中学生、高校生、障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
※[ ]内は前売・団体20名以上、および市内にお住まいの60歳以上の方の料金
※前売券は、千葉市美術館ミュージアムショップ[10月21日まで]、ローソンチケット[Lコード:38099]、セブンイレブン[セブンコード:019-162]、千葉都市モノレール「千葉みなと駅」「千葉駅」「都賀駅」「千城台駅」の窓口[12月16日まで]にて販売。
- 主催者
- 千葉市美術館
- 協賛・協力等
- 協力:ギャラリー小柳
- 概要
本物と見紛うほどリアルな花や草の木彫で知られる作家、須田悦弘。自ら制作した木彫を、美術館の展示室や古い建物の片隅に忍ばせ、作品のためにつくられた建屋内に納め、ときには過去の名品と組み合わせて展示します。とても小さな花や草を置くだけで、無機的な展示室さえも、魅力ある空間に変貌させてしまいます。日本の伝統を想起させる木彫という手法と花というモチーフにこだわりつつも、それらをインスタレーションという新しい手法と結びつける彼の活動は、1990年代中頃以降、現代アートのみならず、幅広い領域から注目されてきました。
本展では、最初の作品《銀座雑草論》(1993)から、代表作《泰山木:花》(1999)と《睡蓮》(2002)を経て、新作《芙蓉》に至るまでの須田の仕事を紹介します。美術館エントランス・ホール(さや堂ホール)として保存されている昭和2年建造の洋風建築(旧川崎銀行千葉支店)でも、この場所のためにつくられた新作を展示。さらに7階展示室では、日本美術に造詣が深い作家自ら、千葉市美術館のコレクションから江戸時代の絵画・版画の名品を選び、「須田悦弘による江戸の美」展を開催します。
大作を中心に構成される本展は、これまで開催されてきた数多くの須田悦弘展をしのぐ、過去最大規模の個展となります。この機会にぜひ、須田作品の繊細な美しさをご堪能ください。
- イベント情報
- ◎須田悦弘 公開制作
須田悦弘がまる1日かけて《雑草》を公開制作し、完成後、展示室内に設置します。作家の精密な木彫技術を直接間近でご覧いただけます。(作業中に随時休憩をとることがあります。時間内であれば、自由に観覧可能です。)
11月11日(日) | 10:00より17:00まで
11階講堂にて | 観覧無料
◎須田悦弘 講演会
スライドを用いて、須田悦弘が自作を解説します。
11月18日(日) | 14:00より(13:30開場)
11階講堂にて | 定員150名 | 聴講無料
[申込方法]往復はがきに、郵便番号・住所・氏名・電話番号、参加人数(2名まで)を明記の上
〒260-8733 千葉市中央区中央3-10-8 千葉市美術館 須田悦弘講演会 係まで(10月31日(水)必着)
※1人1通まで、申込多数の場合は抽選
◎映画上映会
「利休」
学生時代の須田悦弘に感銘を与え、その作品制作にも影響を及ぼした映画。
監督:勅使河原宏 脚本:赤瀬川原平(1989年 松竹、135分)
12月9日(日) | 14:00より(13:30開場)
11階講堂にて | 先着150名 | 観覧無料
◎市民美術講座
「須田悦弘―空間を見いだすこと」
講師:水沼啓和(当館学芸員)
11月24日(土) | 14:00より(13:30開場)
11階講堂にて | 先着150名 | 聴講無料
◎市民美術講座
「日本美術にみる内と外」
講師:河合正朝(当館館長)
12月8日(土) | 14:00より(13:30開場)
11階講堂にて | 先着150名 | 聴講無料
◎ギャラリートーク
担当学芸員による | 10月31日(水)
ボランティアスタッフによる | 会期中の毎週水曜日14:00より(10月31日をのぞく)
- ホームページ
- http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2012/1030/1030.html