「日本そば」は古くより日本人の食卓を彩り、今なお、私たちの日常的な食材として欠かすことができません。日本全国に名物とされる「そば」は多々ありますが、信州安曇野の「そば」は全国的にも名高く、安曇野観光の目的として多くの人に親しまれています。
わが国では、「そば」を食べるための容器は、多彩に発展しています。とりわけ「そば猪口」は、そばを食べるのに欠かせない日常的な器でありながら、美術品としても遜色のない細工が施され、味覚とともに視覚を楽しませるものになります。
このたびの公募展では、「そば」を食するに欠かせない什器である「そば猪口」に着目し、広く一般から自作の作品を募集しました。78名、104点の応募作品のなかから、厳選した50点の「そば猪口アート」をお楽しみください。