- タイトル等
大阪市立東洋陶磁美術館 開館30周年記念企画展
国宝 飛青磁花生と 国宝 油滴天目茶碗
伝世の名品
- 会場
- 大阪市立東洋陶磁美術館
企画展示室
- 会期
- 2012-10-27~2012-12-25
- 休催日
- 月曜日(12/24は開館)
- 開催時間
- 午前9時30分~午後5時
ただし、「光のルネサンス」期間[12月14日(金)~12月25日(火)]は午後7時まで(入館はいずれも閉館の30分前まで)
- 観覧料
- 一般600円(480円)、高大生360円(300円)
※( )内は20名以上の団体料金 ※身体障害者手帳、ツルのマーク付健康手帳、大阪市敬老優待乗車証などをお持ちの方、中学生以下は無料
- 主催者
- 大阪市立東洋陶磁美術館
- 協賛・協力等
- 協力:株式会社 大伸社
- 概要
大阪市立東洋陶磁美術館に所蔵する国宝2点を中心に、「唐物(からもの)」として長く伝世した作品をその付属品とともに展示いたします。12世紀後半に始まった日宋貿易によって宋時代の優れた美術品が日本に請来され、13世紀に禅僧栄西(1141~1215)によって鎌倉将軍に紹介され広まった喫茶の風習と相俟って、室町時代には中国から渡来した美術品が流行します。特に宋、元、明時代の中国の美術品は「唐物」として、足利幕府を中心に珍重されました。この美意識はその後の日本文化に大きく関わり、現在に至るまで大事に受け継がれてきました。「唐物」として伝世した名品からは、付属品によって代々の所有者がその作品に込めた思いや美意識を知ることができます。特に油滴天目茶碗に付属する天目台3点は、全て南宋時代の作品であり、日本に請来してから油滴天目茶碗に添えられたもので、当館では開館以来、初めての展示となります。
今年度から新たに自然光に近いLED照明を全館に導入しましたので、自然採光室以外の展示室でも陶磁器の釉色を更に美しくご覧いただけるようになりました。また企画展示室では免震台も設置し、低めの展示台で油滴天目茶碗の見込みや飛青磁花生などの青磁釉の美しさをご堪能いただけるようになりました。何世代にもわたって日本人に愛されてきた中国渡来の美術品「唐物」をお楽しみください。
- イベント情報
- |文化連携事業|「天目茶碗と茶礼―講演会と安土桃山の茶礼の再現」
【日時】平成24年12月8日(土)午後1時~3時30分(受付開始12時30分より)
【演題】「唐物と茶の湯」
【講師】熊倉功夫氏(静岡文化芸術大学学長)
【茶礼】「安土桃山の台子飾り」
【点前】鈴木宗鶴氏(表千家教授・千鈴会会主)
【定員】100人
【会場】大阪弁護士会館・2階会議室
|申込方法|◎往復はがきに住所・氏名・電話番号を明記の上、東洋陶磁美術館「天目茶碗と茶礼」係まで郵送ください。(はがき1枚につき1名様有効)。 ◎応募者多数の場合は抽選となります。
◎申込締切11月22日(木)必着 ◎お申込みの際にご提供いただく住所・氏名などの個人情報は、厳重に管理し本事業の実施ならびに事務連絡以外には使用いたしません。
【問合わせ先】大阪市立東洋陶磁美術館・学芸課
〒530-0005 大阪市北区中之島1-1-26 電話:06-6223-0055 http://www.moco.or.jp
※展覧会会期中、その他の様々のイベントを企画しております。詳細は当館ホームページ(http://www.moco.or.jp)をご覧ください。
- ホームページ
- http://www.moco.or.jp/exhibition/2011/10.html