西村画廊では、2012年9月11日(火)から10月13日(土)まで、国内外の作家によるグループ展“SEPTEMBER 2012”を開催致します。
海外作家では、デイヴィッド・ホックニー、ピーター・ブレイク、ブリジット・ライリー、ホルスト・アンテス、ポール・デイビス、リチャード・ハミルトンといった、当画廊が開廊当初より紹介してきた作家による絵画・版画作品を展示します。
国内作家では、押江千衣子、小林孝亘、指田菜穂子、曽谷朝絵、舟越桂、町田久美、三沢厚彦の絵画・版画・立体作品を展示します。
押江千衣子は、今年5月より、岐阜県の美濃加茂市民ミュージアムにて滞在制作を行っています。滞在中に描いた新作は、これまでの作品約20点と共に、9月16日から同ミュージアムで開催される個展「押江千衣子[みづえ]展」(~10月21日)で発表されます。
小林孝亘は、現在開催中の「国立国際美術館コレクション」(~9月30日)に出品中。12月15日~2013年2月3日には、国際交流基金主催の「日本現代美術40年の軌跡」展(中央美術学院、北京。その後、ソウル大学校美術館に巡回)に参加します。
指田菜穂子は、「絵で百科事典をつくる」というテーマを基に描いた新作11点により、昨年秋に当画廊での最初の個展を開催。その個展が評価され、今年3月に絹谷幸二賞の奨励賞を受賞しました。現在は「日本文学」を題材にした作品などを制作しています。
曽谷朝絵は、当画廊での個展、おぶせミュージアムでの個展、横浜市民ギャラリーでのグループ展と、昨年は大活躍の一年でした。現在は、府中市美術館で開催中の「親子で旅する美術館」(~9月2日)に出品中です。
舟越桂は、9月15日~11月25日に、中部地方では初となる個展を愛知県のメナード美術館で開催します。同館の開館25周年記念展として開催されるこの個展では、教会から人が生えている新作をはじめとした彫刻22点を中心に、多数のドローイングと版画を出品します。また、その他の展覧会では、「国立国際美術館コレクション」(~9月30日、国立国際美術館)、「リニューアルオープン記念企画展東京都美術館ものがたり」(~9月30日、東京都美術館)、「自由になれるとき」(9月27日~10月21日、岡山県立美術館)があります。
12月からは、小林孝亘も参加する上記の「日本現代美術40年の軌跡」に出品します。
町田久美は、先月初の作品集が青幻舎から刊行され、大変好評を得ています。展覧会では、「アジアの女性アーティスト展」(9月1日~10月21日、福岡アジア美術館。その後、沖縄県立博物館・美術館、栃木県立美術館、三重県立美術館に巡回)、「ジパング展 沸騰する日本の現代アート」(10月6日~12月2日、新潟県立万代島美術館。その後、高崎市美術館、秋田県立近代美術館に巡回)に参加します。また、来年1月から3月には、当画廊で約2年振りの個展を開催します。
三沢厚彦は、新作を含む彫刻約30点とドローイング10数点による個展を、8月4日から高知県の香美市立美術館で開催します(~10月21日)。グループ展では、舟越桂も参加する上記の「自由になれるとき」に参加します。また、9月からは「瀬戸の都・高松石彫トリエンナーレ2012」の招待作家として高松市にて滞在制作、11月3日に黒御影石で彫った熊の石彫を、同市牟礼町の房前公園に設置します。11月13日からは、当画廊での約5年半振りの個展を控えています(~12月15日)。