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タイトル等: [2012年度著名作家招聘事業×テーマ展]
心を映すやきもの
―三原研の炻器
会場: 兵庫陶芸美術館
展示棟1F展示室3
会期: 2012-09-22～2012-11-28
休催日: 月曜日(ただし、10月8日(月・祝)は開館、10月9日(火)は休館)
開催時間: 10:00～19:00
10月31日まで10:00～19:00、11月1日から10:00～18:00
(入館は閉館時間の30分前まで)
観覧料: 同時開催の特別展「東京富士美術館所蔵中国陶磁名品展」の料金に含まれます。
一般 1,000円(800円) 大学生800円(600円) 高校生500円(400円) 中学生以下無料
( )内は前売り及び20名以上の団体割引料金です。
※ただし、11月27日(火)、28日(水)は本展のみ開催、下記の料金で観覧できます。
一般200円(160円)、大学生150円(120円)、高校生100円(80円)、中学生以下無料
( )内は20名以上の団体割引料金です。尚、前売りはありません。
主催者: 兵庫陶芸美術館、丹波新聞社
協賛・協力等: ■後援/兵庫県、兵庫県教育委員会、篠山市、篠山市教育委員会、丹波市、丹波市教育委員会、(公財)兵庫県芸術文化協会
■協力/丹波立杭陶磁器協同組合
概要: 兵庫陶芸美術館では、国内外で活躍する著名な陶芸作家を招聘し、若き作り手たちに刺激を与えるとともに、幅広い人々により深く陶芸に親しんでいただくため、著名作家招聘事業「アーティスト・イン・タンバ」を実施しています。第7回となる今回は、独特の質感とかたちを追求して生まれた炻器(せっき)シリーズで知られ、近年、活躍の目覚ましい作家の一人・三原研氏(1958- )をお迎えします。
大学の陶芸サークルでやきものと出会った三原氏は、郷里である島根に戻り、民芸ともゆかりのある陶芸家・舩木研児氏(1927- )の下で2年間、研鑽を積みました。その後、自分にしか出来ないやきもの作りを考えたとき、生まれ育った出雲の風土にこだわることで、それを可能にするのではないかと思い至り、生まれ故郷の出雲市佐田町で独立、その12年後、現在も制作を続ける松江市宍道町に工房を移しました。そして、独立独歩で自己と向き合い、試行錯誤を重ねていく中で、少しずつ余分なものを削ぎ落として生まれたのが、三原氏ならではの炻器シリーズです。焼き締めによる、シンプルで静謐な作品は、力強い存在感に満ち、見る者の心を揺り動かします。
本展では、装飾性の強い初期の作品から、炻器シリーズ最新作まで23点の作品によって、三原氏の造形の軌跡を紹介します。連綿と続くやきものの歴史の上に、現在(いま)を生きる作家が何を刻んでいけるのか。三原氏の作陶姿勢は、私たちに多くの示唆を与えてくれます。
イベント情報: 【作家によるスライドレクチャー】
9月22日(土・祝)10:30～12:00 当館研修棟1Fセミナー室
※事前申込制(先着110名)、詳しくはお問い合わせ下さい。

【作家によるギャラリートーク】
9月22日(土・祝)13:30～14:30 当館展示棟1F展示室3
※事前申込不要、ただし観覧券が必要です。

【三原研vs.若手陶芸作家3人によるトークセッション】
9月29日(土)13:30～16:00 当館研修棟1Fセミナー室
テーマ:「土を想い、やきもので表現するということ」
パネリスト:三原研氏、伊勢﨑晃一朗氏(岡山県備前市)、五味謙二氏(岐阜県土岐市)、清水剛氏(兵庫県篠山市)
コーディネーター:マルテル坂本牧子(当館学芸員)
※事前申込制(先着110名)、詳しくはお問い合わせ下さい。

【関連展示】
当館茶室『玄庵』にて、三原研氏の作品を展示します。
9月22日(土・祝)、9月23日(日)、9月29日(土)、9月30日(日) いずれも11:00～15:30
※立礼席で抹茶と生菓子をお楽しみいただけます(有料)

【当館学芸員によるギャラリートーク】
10月7日(日)、10月21日(日)、11月4日(日)、11月18日(日) いずれも11:15より30分程度(観覧券が必要です)
ホームページ: http://www.mcart.jp/24/exhibition/mihara/mihara.htm