展覧会場の作品のまえで、自然のこと作品のことなどを語ってもらいます。
水口さんは、徳島市の出身。京都市立芸術大学の大学院修了。いま、京都を拠点にして活躍されています。
水口さんの作品は、どこにでもありそうな何気ない風景が、こんなドラマに満ちているのか、ということに気づかせてくれます。雨があがったのに木の葉にたまったしずくが、池に落ちて波紋をつくる様子など、ハッとさせられるのではないでしょうか。水口さんは、日本各地の山や水のある風景を旅して歩いていますが、出品作品のなかには、徳島に取材したものもあります。さて、それはどこの風景?
対談のお相手は、水口さんの作品を長く見続けてきた藤さん。
藤さんは、優れた作品を掘りだし光を当ててきたベテランの美術ジャーナリスト。いまお二人は、同じ大学で教える同僚でもあります。少しばかりシャイな水口さんですが、藤さんとなら、味わい深い語り口で作品にまつわるエピソードを語ってくれるはずです。
どうか、お楽しみに。
●水口裕務[出品作家]
●藤 慶之[美術ジャーナリスト]
●時間…13:30~14:30
●場所…美術館展示室3[2階]