1990年代半ばにデビューした池田亮司は、新次元のエレクトロニクス・ミュージックの潮流を示し続けるサウンド・アーティストとして、世界の注目を集めています。1994年からは作曲家としてマルチメディア・アート・グループ「ダムタイプ」の活動に参加。1995年以降、パリのポンピドゥー・センターでのコンサートをはじめ、サウンド・インスタレーション、レコーディングを通してサウンド・アートの分野で集中的に活躍を続けています。
今回の公演は、2000年1月のクイーン・エリザベス・ホール(ロンドン)を皮切りに、ヨーロッパを中心に世界12ヶ所を巡回したソロ・コンサートです。2001年10月の東京公演に続き、西日本では今回の広島が初の公演となります。コンピューターを用いた、超高周波から超低周波にいたる純粋な音色で構成された池田亮司の音楽に、高谷史郎と泊博雅による映像が加わり、音と映像による世界がつくりだされます。
チケットは12月下旬からデオデオ本店、ヤマハ広島店(ともに広島市中区)、広島市現代美術館で販売します。広島市現代美術館では、ホームページ、電話での予約も受けつけています。
〔時間〕両日とも15:00~(開場14:30)
〔会場〕広島市現代美術館地下一階ミュージアムスタジオ