タイトル等
企画展示
木下 晋展
祈りの心
会場
砺波市美術館
会期
2012-07-21~2012-08-26
休催日
毎週月曜日
開催時間
午前10時~午後6時
観覧料
一般600円(500円)
高校生以下、身障者(介護者1名を含む)無料
( )内は20名以上の団体、65歳以上の方の割引料金
主催者
砺波市美術館・公益財団法人砺波市文化振興会、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛・協力等
共催:北日本放送
後援:となみ衛星通信テレビ、エフエムとなみ、となみ芸術文化友の会
協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン
概要
木下晋(1947年~富山市生まれ)は、16歳の時に最年少で自由美術協会に入選した後、画家の麻生三郎や美術評論家の溝口修造らと出会い影響を受けます。1981年に渡米し、ここで作品のオリジナリティの重要性を痛感した木下は、鉛筆によるモノクロームの新たな表現方法に取り組みました。従来、習作として扱われる鉛筆画の可能性を拡げ、本画(タブロー)に匹敵する表現力を追求したのです。こうして、10Hから10Bの鉛筆を駆使することにより、他に類例をみない独自のリアリズム絵画がうまれました。最後の瞽女と言われた小林ハルや、谷崎潤一郎『痴人の愛』のモデル和嶋せい、元ハンセン患者の詩人桜井哲夫、また自身の母などをモデルとして作品を発表し、モノクロームの光と影による圧倒的な表現で現代絵画に新たな領域を確立することになります。
今回の展覧会では、これまでの代表作に加え、永年温めてきたテーマである「合掌図」の新作を展示いたします。これは、このたびの東日本大震災を目の当たりにしたことが直接の制作の動機となっています。時代、国籍を超え、人間のもっとも根源的な祈りの姿である「合掌」を改めて作品とすることで、自身が追い求めてきたもの、さらには現代の絵画が持つ可能性を検証しようとするものです。
イベント情報
○木下晋展-祈りの心-記念対談(聴講無料)
秋元雄史(金沢21世紀美術館館長)×木下晋(出品作家)
日時 7月22日(日)午後2時~4時
会場 2F 市民アトリエ

○ギャラリートーク(要観覧券)
日時 8月4日(土)午後2時より
会場 1F 企画展示室
講師 木下晋(出品作家)

○ワークショップ「鉛筆で描こう」
日時 8月5日 午前10時~午後3時
会場 2F 市民アトリエ
対象 中学生以上
定員 20名(電話申込順)参加費500円
講師 木下晋(出品作家)
会場住所
〒939-1383
富山県砺波市高道145-1
交通案内
・北陸自動車道・砺波I.C.から 車で5分

・JR北陸新幹線「新高岡駅」、あいの風とやま鉄道「高岡駅」より JR城端線に乗り換え20分、「砺波駅」下車、徒歩20分
ホームページ
https://www.tonami-art-museum.jp/
富山県砺波市高道145-1
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