タイトル等
波の郷愁 緑川洋一展
ドキュメント尾道・昭和28-31年
会場
尾道市立美術館
会期
2012-07-07~2012-09-02
休催日
月曜日[ただし、7月16日(月・祝)は開館]
開催時間
午前9時~午後5時
ただし、入館は午後4時30分まで
観覧料
大人/700円、高大生/500円、中学生以下無料
[前売は各200円引、団体(20名以上)は各100円引]
■70歳以上、身障者は、証明できるものを提示により無料
■前売券販売所-中国新聞社備後地区各販売所、啓文社各店
主催者
尾道市立美術館、中国新聞備後本社
協賛・協力等
後 援:広島県、NHK広島放送局、尾道エフエム放送、尾道ケーブルテレビ
協 力:緑川洋一記念室、岡山県立美術館
概要
尾道市立美術館が建つ千光寺公園から、尾道水道を挟む街並みを望むことができます。尾道は他には無い特徴的な風景美があり、多くの絵画や映画などの題材や舞台になりました。同様に写真家たちも、過去には林忠彦が、最近では映画監督のヴィム・ヴェンダースらが写真作品を制作しました。
岡山県山身の写真家、緑川洋一[大正4年(1915)-平成13年(2001)]も、尾道に魅力を感じた一人でした。写真技術を駆使して心象的な風景写真を撮ることで知られる緑川ですが、戦前から瀬戸内各地の風土にレンズを向けていました。
本展は、「波の郷愁」と題されたシリーズから、昭和28年から31年までに尾道を取材した「喜びも悲しみも-一円五〇銭の渡し船-」、「海のジプシー-家船港に帰る-」、「漁師町に生きる-露路の人々-」、「みなと尾道-魚市場と祭礼-」の全4章100点を紹介します。これらの作品は、戦後の尾道の記憶を辿る手がかりとなりますが、芸術家である緑川の視点を垣間見る大切な一面を探る機会でもあります。渡船の乗客、魚市場の女性たち、漁師たちの眼差し、海と共に生きる人々の心情を綴った叙事詩でもあるのです。瀬戸内海を見続けたからこそ、後年、緑川芸術の集大成である心象風景写真に昇華していったのです。
イベント情報
■オープニング講演会「緑川洋一-風景写真家に至るまでの道-」
講師:廣瀬就久(岡山県立美術館学芸員)
日時:7月7日(土)午前10時~(約1時間程度)
対象:一般。
※参加無料・申込み不要。展覧会観覧料が必要です。

■講演会「昭和30年の尾道」
講師:松本徳彦(写真家)
日時:7月28日(土)午後2時~(約1時間30分程度)
対象:一般。
※参加無料・申込み不要。展覧会観覧料が必要です。

■ギャラリートーク
当館学芸員による列品解説を行います。
日時:7月22日(日)、8月26日(日)午後2時~(約30分程度)
対象:一般。
※参加無料・申込み不要。展覧会観覧料が必要です。

■わいわい がやがや おしゃべり鑑賞会
[こども学芸員対象行事]
参加者には「こども学芸員シール」を発行します!
こどもたちを対象にした鑑賞会です。
鑑賞資料などをもとに、楽しくおしゃべりしながら作品鑑賞しよう。
日時:7月8日(日)、8月19日(日)午後2時~午後3時まで
対象:中学生以下。
※参加無料・申込み不要。付添いの方1名は無料で入館できます。

□夏休みこどもワークショップ
中学生以下(幼児も可)を対象にしたワークショップを開催します。
各ワークショップは、当館学芸員と博物館実習生(大学生)がお手伝いをします。

Vol.1「理科実験 日光写真を撮ろう!」
日時:8月11日(土)【午前の部】10:00~11:30【午後の部】13:30~15:00
参加定員:各15名
対象:中学生以下
参加費:300円

Vol.2「簡単 紙製組み立て式カメラを作って写真を撮ろう」
日時:8月12日(日) 13:30~16:00(撮影時間を含む)
参加定員:15名
対象:中学生以下
参加費:1200円(カメラキット、フィルム1本込み)

夏休みこどもワークショップ参加方法
電話、Fax、e-mail、のいずれかで、下記までお申込みください。
件名に参加希望のワークショップを明記の上、
①住所②氏名(こどもと同伴者)③学年④電話番号をご記入ください。
申込み期間:7月20日(金)から(定員になり次第締め切ります。)
【申込み先】
尾道市立美術館
〒722-0032 広島県尾道市西土堂町17-19
Tel 0848-23-2281 Fax 0848-20-1682
e-mailアドレス [email protected]
ホームページ
http://www.city.onomichi.hiroshima.jp/www/event/detail.jsp?id=3877
会場住所
〒722-0032
広島県尾道市西土堂町17-19 (千光寺公園内)
交通案内
電車で-------
JR山陽本線「尾道駅」から、東行きバス(①番のりば)で「長江口」下車、千光寺山ロープウェイで「千光寺公園」へ。 (ロープウェイのりばで、「往復乗車券+観覧券」のお得なセット販売をご利用ください。) なお、美術館最寄りの「千光寺公園」行きバスは便数が少ないのでご注意ください。

車で-------
お車の方は、千光寺山ドライブウェイ経由で「千光寺公園駐車場(有料)」をご利用くださいましたら、入館時に駐車券提示により1名に限り 割引します。
◎山陽自動車道 尾道ICより 約20分
◎山陽自動車道 福山西ICより 約15分
◎JR山陽本線「尾道駅」、JR山陽新幹線「新尾道駅」からタクシーで約15分。
ホームページ
https://www.onomichi-museum.jp/
広島県尾道市西土堂町17-19 (千光寺公園内)
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