- タイトル等
時代の移ろいと都市の眺め。
観察の名手たちと、
「つくり手知らず」による、
路上のマスターピース。
- 会場
- 広島市現代美術館
- 会期
- 2013-01-26~2013-04-07
- 休催日
- 月曜日および2月12日(火) ただし、2月11日(月・祝)は開館
- 開催時間
- 10:00~17:00
3月26日(火)~4月5日(金)は19:00まで開館。入場は閉館の30分前まで。
- 観覧料
- 一般1,000円[800円]/大学生700円[600円]/高校生500円[400円]
※[ ]内は前売りおよび、30名以上の団体料金 ※小中学生、65歳以上は無料
- 主催者
- 広島市現代美術館/中国新聞社
- 協賛・協力等
- 後援:広島県/広島市教育委員会/広島エフエム放送/尾道エフエム放送
- 概要
民家の研究者・建築家であった今和次郎(1888-1973)は1920年代なかば、後に舞台美術家として活躍する吉田謙吉(1897-1982)らとともに、東京の街と人々の風俗に注目し、路上における人々の生活、風俗の現状を様々な角度から調査考察する研究を始め、「考現学」と名付けました。それは、1923年の関東大震災をきっかけに人々の生活、創造を見つめ直し、作品として特別視されることのなかった、市井の創造力に注目する新たな視点の獲得と捉えることができます。その後、1986年に結成された赤瀬川原平(1937-)、藤森照信(1946-)らによる路上観察学会をはじめ、美術や建築など様々な分野で路上の事物を観察し、記録する多彩な活動が展開されてきました。本展覧会は、戦前から現代にかけて観察者たちが路上に見出した創作物をあらためて紹介するとともに、様々なアプローチを通して観察/発見という行為が表現として成立する様子に注目します。観察する者と観察される物(者)の双方が、ともに表現とは何か、という重大な問いかけを投げかける、芸術の在り方について考察する展覧会です。
- イベント情報
- ●路上観察学会 トークショー
路上観察学会メンバーである藤森照信氏、林丈二氏、南伸坊氏、松田哲夫氏がスライドトークを行います。
日時:1月27日(日)14:00~16:00
会場:現代美術館地下1階ミュージアムスタジオ
定員:130名(開催当日10:00より受付にて整理券を配布します。)
※聴講には本展覧会チケット半券が必要です。
●下道基行 ワークショップ「見えない風景」
街中を歩いて観察し、人々の生活の痕跡を目印とした“言葉の地図”を作ります。完成した地図を参加者同士で交換し、実際に歩いてみます。
講師:下道基行
日時:2月10日(日)10:30~16:00(*終了時間は予定です。昼食は各自で持参いただきます。)
対象:中学生以上 定員:15名 参加無料
応募方法:参加者全員の氏名、年齢、代表者の住所、電話番号を明記の上、メールまたは往復はがきで「下道基行ワークショップ」係までご応募ください。(1通につき2名まで応募可)応募者多数の場合は抽選。
締切:2月1日(金)必着
●大竹伸朗×都築響一 対談
日時:2月16日(土)14:00~15:30
会場:現代美術館地下1階ミュ―ジアムスタジオ
定員:130名(開催当日10:00より受付にて整理券を配布します。)
※聴講には本展覧会チケット半券が必要です。
●アトリエ・ワン 講演会
日時:3月30日(土)14:00~15:30
会場:現代美術館地下1階ミュージアムスタジオ
定員:130名(開催当日10:00より受付にて整理券を配布します。)
※聴講には本展覧会チケット半券が必要です。
●ログズギャラリー「農民車」試走会
ログズギャラリーによる本展覧会出品作《農民車》の試走会を行います。
日時:4月7日(日)14:00~15:30
会場:現代美術館サービスヤード
参加無料、申込不要
●ギャラリー・トーク
担当学芸員による作品解説
1月26日(土)、3月2日(土)いずれも14:00~15:00
申込不要、要展覧会チケット
- ホームページ
- http://www.hiroshima-moca.jp/main/rojo.html