- タイトル等
どんな時代の過去でも
いつでも自由に引き出せる
- 会場
- 東京都写真美術館
3階展示室
- 会期
- 2012-11-24~2013-01-27
- 休催日
- 毎週月曜日(12月24日、1月14日は開館、翌日休館)、12月29日~2013年1月1日
- 開催時間
- 10:00~18:00
木・金は20:00まで ただし2013年1月2日・3日は11:00~18:00
※入場は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 一般 600(480)円/学生 500(400)円/中高生・65歳以上 400(320)円
※( )は20名以上の団体
※東京都写真美術館友の会会員、小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料
※第3水曜日は65歳以上無料
- 主催者
- 東京都 東京都写真美術館/朝日新聞社
- 協賛・協力等
- 協力:ギャラリー冬青
- 概要
東京都写真美術館では日本を代表する写真家の一人である北井一夫の個展を開催いたします。美術館での個展は今回が初めての機会となります。本展覧会は学生時代から現在の最新作のシリーズまで、主要なシリーズをたどる展示といたします。
初期の代表作「バリケード」、「三里塚」などは当時の社会を象徴する代表的な事象を扱うルポルタージュ性の強い作品ではありますが、バリケードの中に立てこもる学生や成田闘争に参加した農民を、内側から捉えた姿は、同じできごとを撮影した多くの写真とは一線を画した作品でした。その後始まった「いつか見た風景」、「村へ」は失われていく日本の農村の原風景を捉えた作品で北井の代表作となり、彼の評価を確実なものとしました。その後東京のベッドタウンの一つである船橋市の市民の生活を撮った「フナバシストーリー」などは、新興住宅街の生活を明るく、軽いイメージで捉えたものです。北井の作品はさまざまに作風が変化しているようにも見えますが、常に時代と向き合う視点であることにかわりはありません。
人々の生活を捉えた写真は、どんな世代の人にも、いつかどこかで見たことのある風景のように感じられるでしょう。
- イベント情報
- ◎作家とゲストによる対談
北井一夫×金子隆一(東京都写真美術館専門調査員)
2012年12月15日(土) 14:00~15:30
北井一夫×田中長徳(写真家)
2013年1月12日(土) 14:00~15:30
会場:1階アトリエ 定員70名
*展覧会チケットの半券をお持ちの方は、どなたでもご参加いただけます。
*当日10時より1階受付で整理券を配布します。番号順入場 自由席
◎担当学芸員によるフロアレクチャー
毎月第2、4金曜日 16:00~
*本展覧会の半券(当日有効)をお持ちの上、会場入り口にお集まりください。
- ホームページ
- http://syabi.com/contents/exhibition/index-1714.html