芦屋市立美術博物館では、吹き抜けのホールとギャラリー空間を利用した展示を行っていますが、なかでも毎年この時期行われる「童美展」はその名のとおり子供の作品をホールに集結させた展覧会です。
1948年市内在住の美術家達が地域のために結集したことによって芦屋市美術協会が創立されました。一般公募である芦屋市展とともに、子供たちの作品を展示する童美展が芦屋市との共同主催で行われ、今年で第52回を迎えます。第1回展から変わらない
その目的-個々の創意を重視し、自由でたくましい魂の発展に寄与する-のもとに集まってくる作品群は、美術博物館の壁面を埋め尽くしホールを熱気で包みます。
会場全体にひろがる子供たちの「こだわり」によって強烈な個性を発散させるこの童美展、ぜひご来館ください。