博物館には大きく分けて「収集保管」・「調査研究」・「展示」の3つの役割があることが博物館法に記されています。当館でもより充実した博物館活動を行うために継続的に資料を収集しており、昨年度までの5年間に購入・寄贈併せて206件の作品や資料が新たな収蔵品となりました。それらの中には、後補(後世の手による修理)が著しく当初の状態が損なわれてしまっているものや、絵の具の剥落などが進み現状を維持できない状態のものもあり、当館ではこれらを県民の財産として末永く後世に伝えるために毎年少しずつ修復を行っています。
今回の展示では、過去5年間に新たに収蔵・修復した作品の中から、選りすぐりの作品を中心に約50点展示します。中には今回が初公開となるものもありますので、この機会にぜひご覧ください。