- タイトル等
布に寄りそえば、色と文様がうたいだす。
北海道初!百十一点の芹沢銈介に出会う。
- 会場
- 北海道立旭川美術館
- 会期
- 2012-04-17~2012-05-27
- 休催日
- 月曜日[ただし、四月三十日(祝・月)は開館]、五月一日(火)
- 開催時間
- 午前九時三十分~午後五時
入場は午後四時三十分まで
- 観覧料
- 一般 九〇〇(七〇〇)円 高大生 六〇〇(四〇〇)円 小中生 三〇〇(二〇〇)円
※( )内は前売り、十名以上の団体料金。 ※小中学校、高等学校の教育活動での利用は無料。 ※リピーター割引、旭川リンクリンクミュージアムによる割引など、お得な割引科金もあります。詳しくは旭川美術館(〇一六六・二五・二五七七)までお問い合わせください。 ※前売り券は四月一日(日)―四月十五日(日)まで、当館で販売します。
◆着物割引
お着物をおめしになってご来館の方は、優待割引料金でご覧いただけます。
一般900円→700円、高大生600円→400円、小中生300円→200円
- 主催者
- 北海道立旭川美術館、北海道新聞社
- 協賛・協力等
- 企画脇力=静岡市立芹沢銈介美術館、柏市、東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館
特別協力=近藤染工場
- 概要
芹沢銈介(せりざわ けいすけ 明治二十八―昭和五十九)は、師、柳宗悦が主導した民芸運動にふれる中で、沖縄の伝統的な染色工芸「紅型(びんがた)」と出会い、型染による表現を追求していきました。昭和三十一年には「型絵染」の分野で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されたほか、昭和五十一年にはフランスからの強い働きかけによってパリのグランパレで個展が開催されるなど、国内外で高く評価される、日本の代表的な染色工芸家です。その作品には、洗練された形態と色彩そして斬新な構成により、風景や自然物をはじめ、人、道具、文字などに至るまで、ありとあらゆるモティーフから創出された文様があしらわれ、多くの人々を魅了し続けています。本展は、静岡市立芹沢銈介美術館ならびに柏市が所蔵する着物、帯、屏風、暖簾、染絵額のほか、本の装丁、型染カレンダー、うちわ絵、陶器、肉筆による板絵など代表的な優品約百十点により、染色工芸におおきな足跡を残した、芹沢銈介の芸術を紹介するものです。伸びやかで明るく、そしてどこか懐かしさをはらみながら、上質な味わいを放つ芹沢芸術の魅力―。北海道では初めてとなる本格的な内容のこの展覧会で、存分にお楽しみください。
- イベント情報
- 関連事業
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◎オープニング・ギャラリートーク
日時 4月17日(火)午前9時30分~
会場 当館第1展示室(要観覧券)
◎美術講演会
「芹沢銈介‐浄化装置の完備されたからだ-」
日時 4月17日(火)午前10時~11時30分
会場 当館講堂(聴講無料)
講師 白鳥誠一郎(静岡市立芹沢銈介美術館主査[学芸員])
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◎ギャラリートークⅠ
「芹沢銈介 戦前の作品」
講師 平 利弘(当館主任学芸員)
日時 4月28日(土)午後2時~(約30分)
会場 当館第1展示室(要観覧券)
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◎ギャラリートークⅡ
「芹沢銈介 戦後の作品」
講師 井内佳津恵(当館学芸課長)
日時 5月5日(土)午後2時~(約30分)
会場 当館第1展示室(要観覧券)
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◎ワークショップ
「芹沢銈介展で職人体験!はじめての印染(しるしぞめ)」
講師 近藤耕介(近藤染工場常務取締役)
日時 5月12日(土)、19日(土) 午前10時~午後3時
会場 近藤染工場、当館第1展示室
参加料 1組900円(展覧会観覧料)
対象 小中学生とその保護者(原則として2名1組)、各日5組(計10名)
※お申し込み 直接当館に電話(0166-25-2577)でお申し込みください。なお、定員になり次第締め切ります。