タイトル等
生誕100年
松本竣介展
会場
岩手県立美術館
会期
2012-04-14~2012-05-27
休催日
月曜日(ただし4月30日は開館)
開催時間
9:30~18:00
入館は17:30まで
観覧料
一般 (前売)800円 (当日)1,000円
高校生・学生 (前売)500円 (当日)600円
小学生・中学生 (前売)300円 (当日)400円
*20名以上の団体は、前売料金と同額で観覧できます
*前売券は、本展開幕前日までに岩手県立美術館のみでの販売となります
*療育手帳、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、およびその付き添いの方には割引制度があります
*企画展観覧券で常設展もご覧になれます
主催者
岩手県立美術館/NHK盛岡放送局/NHKプラネット東北
協賛・協力等
後援=岩手県芸術文化協会/岩手県商工会議所連合会/岩手日報社/盛岡タイムス社
IBC岩手放送/テレビ岩手/めんこいテレビ/岩手朝日テレビ/エフエム岩手/ラヂオもりおか
岩手ケーブルテレビジョン/マ・シェリ/情報紙游悠 制作協力=NHKプロモーション
概要
昭和前期の日本美術界に大きな足跡を残し、36歳で夭折した画家松本竣介。今年は、彼の生誕100周年に当たります。1912(明治45)年に東京で生まれた松本竣介は、少年時代を岩手で過ごし、12歳のときに病気で聴力を失ったことをきっかけの一つとして画家を志しました。上京後は多くの芸術家たちと交流を持ちながら制作に取り組み、1935(昭和10)年に第22回二科展に《建物》で初入選、以後《郊外》《立てる像》などの作品を発表しました。
彼の作品は、建物や人々が幾重にも重なり合う都会風景、鉄橋や建物の尖塔などを描いたもので知られています。また1936(昭和11)年にはデッサンとエッセイの月刊誌『雑記帳』を創刊するなど、文芸活動にも取り組みました。しかし戦後に入り、新たな世界を構築しようとしていた矢先の1948(昭和23)年6月、持病の気管支喘息のためにその生涯を閉じました。
本展は、松本竣介の生誕100周年に相応しい内容として、松本竣介の作風や描かれたテーマに応じて全体の構成を4章に分け、代表作の油彩約120点のほか、彼の創作活動を知る上での手掛かりとなる素描作品も多数ご紹介します。また当時の写真や友人宛の書簡などの資料類も合わせて展示し、人間としての松本竣介像にも迫ります。
戦争という激動の時代においても自己の求める芸術の道を深く追求した竣介の作品は、静謐な中にも深い詩情をたたえています。震災の記憶が色濃く残る今だからこそ、日常の生活を通じて普遍的な美にたどり着くことを目指した彼の作品は、大きな存在感を持って私たちに強く印象付けられることでしょう。
イベント情報
◆開幕記念対談「竣介が生きた時代」
講師:松本莞氏(建築家、松本竣介ご子息)
寺田農氏(俳優、洋画家・寺田政明ご子息、東海大学文学部教授)
日時:2012年4月14日(土)14:00-15:30

◆講演会「竣介があるいた街、東京」
講師:川本三郎氏(評論家)
日時:2012年4月29日(日)14:00-15:30

◆講演会「松本竣介と「社会」―絵画という橋に立つひと―」
講師:小沢節子氏(近現代史研究者)
日時:2012年5月13日(日)14:00-15:30

◆館長講座2012「松本竣介のこと――中野淳氏に聞く」
講師:原田光(当館館長)
ゲスト:中野淳氏(画家)
日時:2012年5月26日(土)14:00-15:30

*上記はすべて当館ホールにて開催します。参加ご希望の方は当日、直接ホールにお越しください。参加は無料です。

◆ギャラリートーク
日時:4/20(金)、5/4(金・祝)、5/18(金)14:00~(30分程度)
*企画展示室にて開催します。参加ご希望の方は本展観覧券をお持ちの上、直接企画展示室にお越しください。
ホームページ
http://www.ima.or.jp/ja/exhibition/temporary/details/501-2012_ex01.html
会場住所
〒020-0866
岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
交通案内
盛岡駅 東口より
岩手県交通バス『盛南ループ200』乗車、「県立美術館前」下車
(左回り 盛岡駅東口バスプール⑩番乗り場 美術館まで約13分 200円)
(右回り 盛岡駅東口バスプール⑤番乗り場 美術館まで約31分 200円)

盛岡駅 西口から
・ 徒歩20分
・ タクシーで5分
ホームページ
https://www.ima.or.jp/
会場問合せ先
E-mail:[email protected]
岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
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