日展は、多くの美術ファンに親しまれてきたわが国最大の総合美術展です。
1907(昭和40)年の文部省美術展覧会(文展)に始まり、以降、時代とともに帝展、新文展、日展と改称。
1969(昭和44)年の改組に伴い、現在の姿になり、今回で43回目を迎えました。昨年秋の国立新美術館(東京)での本展を皮切りに、全国で巡回展を開催。松江会場は、2006(平成18)年以来6年ぶり14回目となります。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門における現代の日本美術界を代表する巨匠をはじめ、中堅、新進気鋭の作家による基本作品と島根、鳥取両県出身、在住作家34人の作品を含む302点を展示いたします。
現代日本の美を一堂に鑑賞できる日展を、どうぞご家族お揃いでお楽しみ下さい。