- タイトル等
KATAGAMI style
世界が恋した日本のデザイン
- 会場
- 三菱一号館美術館
- 会期
- 2012-04-06~2012-05-27
- 休催日
- 毎週月曜(但し、4月30日と5月21日は開館)
- 開催時間
[火・土・日・祝]10時~18時、[水~金]10時~20時
※いずれも最終入館は閉館30分前まで
- 観覧料
- [当日券]大人1400円、高校・大学生1000円、小・中学生500円
[前売券]大人1200円
販売場所:ローソンチケット(Lコード 37336)・チケットぴあ(Pコード 764-949)
JRみどりの窓口・東京メトロ(定期券売場)
東急TOKS・Store1894(三菱一号美術館内)
販売期間:Store1894/2月6日(月)~3月4日(日)
その他/2月6日(月)~4月5日(木)
※東京メトロ、東急TOKS、Store1894では絵柄入りのチケットを販売しています。
- 主催者
- 三菱一号館美術館、日本経済新聞社
- 概要
19世紀後半、欧米では万国博覧会が度々開催され、浮世絵、絹織物、陶磁器などの日本の美術工芸品が熱狂的に迎えられました。日本からもたらされた文物は、「ジャポニスム」と呼ばれる、芸術の大きな潮流を巻き起こします。同じ頃、布地に図案を染めるために使われた「型紙(かたがみ)」も欧米に渡りました。桜花や縞、菊花唐草や波濤といった、ときに精緻、ときに大胆なデザインが欧米の人々を魅了したのです。
近年、この型紙のデザインが、19世紀末の芸術に大きな役割を果たしていたことが明らかになってきました。画家やデザイナーさらには博物館、学校などが型紙を所有しており、その図柄がアール・ヌーヴォーやユーゲントシュティールの作品に用いられたのです。型紙由来と思われるデザインは、絵画、工芸、建築といったさまざまな分野の作品に見出すことができます。そして21世紀の現在、型紙のデザインは再び流行の兆しを見せています。
本展は、19世紀末に国境を越えた型紙が、当時の芸術にどれほどの影響を与えたか、それから100年以上経った現在、如何に人々の注目を集めているかを検証するものです。各国で大切に所蔵されてきた型紙とともに、着物、浮世絵、油彩画、版画、ガラスや金属などの工芸品、テキスタイル、家具に至るまで、国内外約70ヶ所からの多種多様な作品が会場を埋め尽くします。
- ホームページ
- http://katagami.exhn.jp/