タイトル等
企画展
三都の旅
「京」「大阪」「江戸」
会場
中山道広重美術館
展示室1(1F)
会期
2012-06-14~2012-07-16
休催日
月曜日(祝日の場合を除く)、祝日の翌日(土日・祝日の場合を除く)
▲6/25(月)は特別開館いたします
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
大人/500円(400円) 小・中・高校生/300円(240円)
( )は20名以上の団体
主催者
公益財団法人中山道広重美術館
概要
「大阪都構想」、「中京都構想」といった大都市制度のあり方が問われる昨今ですが、江戸時代における「三都」とは、「京」、「大坂」、「江戸」のことをいいました。それぞれの都の人口は江戸に100万人、京都40万人、大坂30万人ほどだったといわれます。
幕府が置かれ政治の中心地となった江戸は、武士から商人まで多数の人々が出入りした日本最大の消費都市でした。消費都市としての繁栄とともに、独特の町人趣味や学問、文芸も盛んとなり、江戸の町で生み出された世界に誇る文化の一つに浮世絵があります。
一方、平安京遷都以来「日本の都」だった京都は、江戸時代には政治・経済における中心的地位は弱体化したものの、織物・染物・刺繍・陶器などの工芸、さらに学問・芸術・宗教の首府として、今日においても日本の伝統を発信する代表的都市です。
そして、大坂は「天下の台所」と称されるように、商業・金融の中心、町人の都として全国最大の経済都市でした。豊臣秀吉の大坂城築城とともに堺の商人も集まり、京都とならび上方文化を形成しました。江戸時代、日本海沿岸の港と大坂を結ぶ幹線航路である西廻り航路が開かれたことによって、大坂は物資の集散地となり、財をなした商人・町人らが現われました。大坂ではこうした経済的繁栄の上に、江戸とは異なる町人文化が形成されました。このように三都では、それぞれの歴史、地理を背景にして各地独特の人々の気風、気質が育まれました。本展覧会では広重が描いた三都の風景版画を紹介し、各都市が生んだ文化、風俗に触れていただきたいと思います。
イベント情報
(関連イベント) ※無料(ただし、観覧料が必要です)
●学芸員による作品ガイド
日時:7/16(月・祝)午後1時30分~(30分程度)
場所:展示室1(1F)
●解説ボランティア・幽遊会による作品ガイド―随時
●呈茶会(美術館ボランティア 香風会 代表 鎌田幸子)
日時:6/16(土)午後1時~3時
場所:メーンラウンジ(1F)
●七夕イベント
七夕7/7(土)までにご来館されたお客様には短冊をお渡しします。願い事を書いた短冊を美術館中庭に設置した笹に自由に飾っていただけます。
会場住所
〒509-7201
岐阜県恵那市大井町176-1
交通案内
お車でお越しの場合
・東京から
東名高速道路で4時間30分 または 中央自動車道で3時間30分
・名古屋から
国道19号で1時間45分 または 中央自動車道で1時間
・岡谷JCから
中央自動車道で1時間30分

電車でお越しの場合
・名古屋から JR中央本線で約1時間 恵那駅から 南へ徒歩約3分
ホームページ
https://hiroshige-ena.jp/
岐阜県恵那市大井町176-1
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