風景画、J.M.W.ターナー、ラファエル前派、
ヴィクトリア朝時代の水彩画などをテーマに、全8章で紹介
英国水彩画の全貌に迫る
英国水彩画の世界屈指のコレクションを持つことで知られるマンチェスター大学ウイットワース美術館。本展では、その3000点を超える所蔵品の中から、約160点の名品を選りすぐり展示します。たとえば、水彩画を芸術表現の高い領域におしすすめたJ.M.W.ターナー、詩人画家のウィリアム・ブレイクとその影響から古代への美を追求したサミュエル・パーマー。その後結成されるラファエル前派のロセッティやエヴァレット・ミレイ、バーン=ジョーンズまで、日本でも人気の高い英国美術を代表する画家の名品が一堂に並びます。点数のみならず大作も出品される見ごたえのある本展は、英国水彩画の全容を紹介する決定版と言えます。