- タイトル等
ちひろと香月泰男(かづきやすお)
―母のまなざし、父のまなざし―
- 会場
- ちひろ美術館・東京
- 会期
- 2012-03-01~2012-05-20
- 休催日
- 月曜日(祝休日は開館、翌平日休館。4/30は開館)
- 開催時間
- 10:00~17:00
GW(4/28~5/6)は18:00まで
入館は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 大人800円/高校生以下無料
団体(有料入館者20名以上)、65歳以上の方、学生証をお持ちの方は100円引/障害者手帳ご提示の方は半額、介添えの方は1名まで無料/視覚障害のある方は無料
- 協賛・協力等
- 協力:香月家、香月泰男美術館、山口県立美術館 後援:杉並区教育委員会、中野区、西東京市教育委員会、練馬区教育委員会、武蔵野市教育委員会
- 概要
山口県生まれの画家・香月泰男は、第二次世界大戦後のシベリア抑留から復員後、ほぼ故郷の三隅を離れることなく、愛する家族や身近な自然のなかで制作を続けました。香月より7年後の1918年に生まれたいわさきちひろは、戦後、東京の練馬区下石神井(現ちひろ美術館・東京 所在地)で家族と暮らしながら、子どもの本の世界で活躍しました。
生涯会うことのなかったものの、ふたりはほぼ同じ時代を生きています。それぞれに戦争の苦しみを知っていたがゆえに、家族、身近なものを大切にする想いは強く深いものであったと想像されます。ふたりの創作の根底には、ともに平和への願いがありました。
本展では、ふたりの作品を「母のまなざし、父のまなざし」「戦争」「家族への想い」「小さきものへのまなざし」の4つのテーマに分けて紹介します。
*安曇野ちひろ美術館で開催された「ちひろと香月」展とは、展示作品が異なります。
- イベント情報
- ●ちひろの水彩技法ワークショップ
―にじみでつくるおひなさまのカード―
3/3(土)11:00~15:00(最終受付14:30) 所要時間:30分程度
ちひろの水彩技法をわかりやすく説明し、実際に透明水彩で、ちひろが用いた技法を体験するワークショップ。
今回は、水彩のにじみを使って、おひなさまのカードをつくります。
対象:幼児から大人まで
参加費:200円(入館料別、高校生以下無料)
会場:2階ホール *申し込み不要、当日参加受付
●「ちひろと香月泰男」展関連イベント
特別対談 野見山暁治(のみやまぎょうじ)×大石芳野(おおいしよしの)
4/7(土)16:00~17:30
生前の香月と親交のあった画家・野見山暁治と、写真家の大石芳野が、いわさきちひろと香月泰男が生きた時代と芸術について語り合います。
定員:80名 参加費:1000円(入館料別、高校生以下入館料無料)
会場:展示室4・多目的展示ホール
*要申し込み 3/7(水)受付開始
●わらべうたあそび
4/12(土)11:00~11:40
講師:服部雅子(西東京市もぐらの会代表、はとさん文庫主宰)
声を出して歌ったり、体を動かしたりしながら、親子で楽しく参加できます。
対象:0~2歳までの乳幼児と保護者
定員:15組30名
参加費:無料(入館料のみ、高校生以下入館料無料)
会場:図書室
*要申し込み 3/21(水)受付開始
●「母の日特別企画」
松本猛ギャラリートーク
5/13(日)14:00~
いわさきちひろの息子である松本猛(ちひろ美術館常任顧問)が、母の思い出や作品にまつわるエピソード、展示のみどころなどをお話します。
参加費:無料(入館料のみ、高校生以下入館料無料)
会場:展示室
*参加自由
●ギャラリートーク
当館学芸員が、作品の解説や展示のみどころをお話します。
毎月第1・3土曜日 14:00~ 展示室にて
*参加自由
●えほんのじかん
展示や季節にあわせて絵本の読み聞かせなどを行います。
協力:NCBN
毎月第2・4土曜日 11:00~こどものへや
*参加自由