タイトル等
国立新美術館開館5周年
「具体」
ニッポンの前衛18年の軌跡
会場
国立新美術館
企画展示室1E
会期
2012-07-04~2012-09-10
休催日
毎週火曜日休館
開催時間
午前10時~午後6時
金曜日は午後8時まで 入館は閉館の30分前まで
観覧料
一般 1,000(800)円 大学生500(300)円
( )は前売および20名以上の団体料金
高校生、18歳未満の方および障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は無料|団体券は会場のみで販売

会期中に当館で開催中の他の企画展および公募展のチケット、またはサントリー美術館、森美術館(六本木アート・トライアングル)で開催中の展覧会チケット(半券可)を提示された方は、団体料金が適用されます。

前売券および当日券は、チケットびあ|Pコード:765-133、ローソンチケット|Lコード:32349でも取り扱っています
(手数料がかかる場合があります)。

前売券は2012年4月25日[水]から7月3日[火]まで販売
(国立新美術館では5月16日[水]から7月2日[月]まで)
主催者
国立新美術館
概要
関西から世界に飛躍した伝説の前衛芸術グループ、「具体」その結成から解散までの全容が、ついに東京で明らかになる

具体美術協会(「具体」)は、1954年、関西の抽象美術の先駆者・吉原治良をリーダーに、阪神地域在住の若い美術家たちで結成された前衛美術グループです(1972年解散)。グループ名は、「われわれの精神が自由であるという証を具体的に提示したい」という思いをあらわしています。
「具体」は、「これまでになかったものを作れ」という吉原の厳しい指示と、公園や舞台、空中を使う展覧会など吉原が繰り出す企画に刺激され、奇想天外な発想でユニークな作品を次々と生み出しました。それらは当時、国内ではほとんど注目されませんでしたが、海外で高い評価を受け、GUTAIの名は1950年代後半から欧米の美術界で広く知られるようになりました。
解散後も、ヨーロッパの美術館では「具体」の回顧展が何度も企画されています。しかし、日本では、1980年代になって再評価が進み、関西を中心に回顧展が開かれてきたものの、残念ながら東京ではこれまで、その18年間の活動の全容を振り返る場は一度もありませんでした。本展は、その初めての機会となります。
「具体」が駆け抜けた1950-60年代は、日本が敗戦から立ち直り、右肩上がりの経済成長により奇跡的な復興を遂げた時代でもありました。本展では、そんな時代を象徴するかのようなチャレンジ精神、創造的なエネルギーあふれる作品を一堂にご紹介します。
イベント情報
関連イヴェント(予定)

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[シンポジウム]
「具体」再評価の過去と現在
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7月14日[土]13:00―17:00|12:30開場
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河崎晃一氏[インディペンデント・キュレイター]
萬木康博氏[美術評論家]
ミン・ティアンポ氏[カールトン大学准教授、グッゲンハイム美術館「具体」展共同キュレイター]
平井章一[国立新美術館主任研究員/本展担当者]
マテイヤス・フィッサー氏[ゼロ・ファンデーション創立ディレクター]
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1972年の解散後、「具体」の再評価が国内外でどのように展開してきたかや、いま評価の視点がどこに置かれているかを、「具体」関連展の企画担当者の講演とディスカッションで検証します。(通訳付)

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[座談会]
“3M”から見た「具体」
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8月4日[土]14:00―15:30|13:30開場
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前川強氏、松谷武判氏、向井修二氏(いずれも元「具体」会員)
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1960年代前半に相次いで「具体」会員となり、名前のイニシャルから“3M”と称された前川強氏、松谷武判氏、向井修二氏に、「具体」当時のエピソードやそれぞれの「具体」観を語っていただきます。
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いずれも会場は、国立新美術館3階講堂|定員260名(先着順)
聴講無料ですが、本展観覧券(半券可)の提示が必要です。
各イヴェントの日時や内容は変更となる場合があります。
詳細やその他関連イヴェント等の最新情報については、当館のホームページをご覧ください。
ホームページ
http://www.nact.jp/exhibition_special/2012/gutai/index.html
会場住所
〒106-8558
東京都港区六本木7-22-2
交通案内
電車
・東京メトロ千代田線乃木坂駅
青山霊園方面改札6出口(美術館直結)
・東京メトロ日比谷線・大江戸線六本木駅7出口から徒歩約4分
バス
・都営バス
六本木駅前下車徒歩約7分
青山斎場下車徒歩約5分
・港区コミュニティバス「ちぃばす」赤坂
循環ルート六本木七丁目下車徒歩約4分
※運行系統、バス乗場については
各事業者にお問い合わせください。
ホームページ
https://www.nact.jp/
東京都港区六本木7-22-2
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