タイトル等
北海道の川上澄生
―北国からのメッセージ―
会場
鹿沼市立川上澄生美術館
2階展示室
会期
2012-01-14~2012-04-08
休催日
月曜日、3月21日[水]
開催時間
午前9時~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般300円(200円)、高校・大学生200円(100円)、小・中学生100円(50円)
※( )内は20名以上の団体料金、「東武沿線美術館連携事業」共通券割引料金 ※3月10日[土]は第18回木版画大賞授賞式のため入場無料 ※毎週土曜日は小・中学生無料 ※毎月第3日曜日は鹿沼市内の小・中学生と同伴のご家族は無料 ※障がい者手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料
概要
川上澄生は太平洋戦争での戦火から逃れるべく、1945年(昭和20)3月に北海道へ疎開します。以来、1949年(昭和24)1月初めに宇都宮に戻るまでの4年弱の間を北海道で過ごしました。
一家は当初、妻・千代の実家がある安平(あびら)村追分に住んでいましたが、その年の6月にはアイヌ文化で知られる白老(しらおい)に移りました。終戦直前の8月から苫小牧中学校(現・苫小牧東高等学校)の嘱託教師となり、英語を教えるかたわら創作活動に励み、全道美術協会の創立会員となった後は生涯にわたり出品を続けました。周囲の環境が変わっても川上澄生の創作意欲は衰えることなく、のどかな牧草地帯や樽前山、そしてアイヌ風俗といった新たな題材を得て、みずみずしい感性による版画や詩を次々と生み出しました。
一方で、北海道においては詩人や作家、編集者との交流が活発になり、北海道内外の出版物の装幀を多数手掛けました。代表的な装幀の仕事として、更科源蔵の詩集『河童暦』や『北海道絵本』、福永武彦の第一詩集『ある青春』などが挙げられます。
本展では、川上澄生の北海道時代にスポットをあて、北海道で新たに得た題材や、北海道における人々との交流によって生み出されたメッセージ性あふれる作品をご紹介いたします。
イベント情報
■ギャラリー・トーク(学芸員による作品解説)
日時:1月21日[土]、2月18日[土]、3月17日[土]
午後2時~2時30分
会場:2階展示室 ※企画展チケットが必要です
会場住所
〒322-0031
栃木県鹿沼市睦町287-14
交通案内
●JR日光線 鹿沼駅から 徒歩20分
●東武日光線 新鹿沼駅から 徒歩30分
●東北自動車道 鹿沼I.C.から 約6km
ホームページ
https://kawakamisumio-bijutsukan.jp/
栃木県鹿沼市睦町287-14
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