タイトル等
浅川巧生誕120年記念
浅川伯教(のりたか) 巧(たくみ)兄弟の心と眼
朝鮮時代の美
会場
栃木県立美術館
会期
2012-01-14~2012-03-20
休催日
月曜日
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般 900円(800円)
大高生 500円(400円)
中学生以下無料
* ( )内は20名以上の団体料金
主催者
栃木県立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛・協力等
特別協力:大阪市立東洋陶磁美術館、北杜市
協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン、日本テレビ放送網、東武宇都宮百貨店
後援:朝日新聞宇都宮総局、NHK宇都宮放送局、エフエム栃木、下野新聞社、とちぎテレビ、栃木放送、日本経済新聞社宇都宮支局、毎日新聞社宇都宮支局
企画協力:E.M.I.ネットワーク
概要
山梨県に生まれた浅川伯教(のりたか)(1884-1964)と巧(たくみ)(1891-1931)の兄弟は、大正初期に朝鮮半島に渡りました。彼らは朝鮮家屋に居をかまえ、現地の人々に溶けこみながら暮らします。やがて伯教は朝鮮陶磁研究の第一人者となり、また弟の巧も朝鮮の陶磁器および木工品について名著を残しました。彼らの活動で特筆されるべき点は、高麗青磁に比べ低く見られていた“李朝”-朝鮮時代(1392-1910)の陶磁器に世界に先駆けて注目し、その美を日本に紹介したことです。
1920年代以降、浅川兄弟の活動によって李朝の陶磁器や工芸品は一躍注目を浴びることになります。ふたりは時代を代表する陶芸家、研究者そして数奇者たちが朝鮮時代の美術を理解するためのよき協力者、導き手となりました。なかでも、彼らが柳宗悦(1889-1961)に影響を与え、そこに河井寛次郎(1890-1966)、濱田庄司(1894-1978)、富本憲吉(1886-1963)たちが加わったことによって、「民藝」運動は具体化していきます。
残念なことに巧は若くして世を去り、戦後、朝鮮から帰国した伯教も時代の変転のなかで調査や研究の成果を充分にまとめることなく歿しました。
本展は、浅川兄弟と柳宗悦が選び抜いた陶磁器や木工品をはじめ、伯教作の絵画資料や陶芸作品、柳自筆の原稿、そして同時代の陶芸家たちの作品など約200点を通して、今日改めて評価の気運が高まる浅川兄弟の事跡を、はじめて体系的に紹介するものです。
イベント情報
1 講演会
「浅川伯教・巧兄弟と朝鮮・韓国 -ひと・自然との出会いから工芸研究まで-」
2月26日(日)午後2時~ 集会室
講師:李尚珍(山梨英和大学助教) 定員:100名(先着順)
*聴講無料(事前申込み不要)

2 ワークショップ
「韓紙で小物を作ろう!」
3月4日(日)午後1時~4時
栃木県立美術館普及分館ラウンジ
講師:土本達子(Art of Living 主宰、韓紙工芸作家)
定員:30名(事前予約制・先着順)
電話受付期間:1月14日(土)午前10時~
※定員になり次第締め切らせていただきます。
申し込み・お問い合わせは栃木県立美術館(TEL:028-621-3566)まで
費用:800円(材料費)
*企画展観覧料が必要
*作る作品を選べます(A.手鏡コース B.ペンケースコース)

3 ギャラリートーク(担当学芸員による作品解説)
1月14日(土)午後3時30分~
2月11日(土)、3月10日(土)午後2時~
*いずれも企画展観覧料が必要(事前申込み不要)

4 茶会
2月5日(日)午前10時~午後3時 集会室
席主:小張宗泰(裏千家)
定員:200名(当日受付・先着順)
茶券:500円(薄茶・お菓子付)
*企画展観覧料が必要
*当日午前9時30分より、正面受付横にて販売します。
先着順、定員になり次第締め切らせていただきます(見学のみ可)。
主催:栃木県立美術館友の会
ホームページ
http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/exhibition/t120114/index.html
会場住所
〒320-0043
栃木県宇都宮市桜4-2-7
交通案内
電車・バスをご利用の場合―
■ JR宇都宮駅から
西口バスターミナル 6番・7番乗り場から、
関東バス [作新学院・駒生行]で約15分、桜通十文字下車すぐ
■ 東武宇都宮駅前から
東武宇都宮駅前バス停(大通り沿い)から、
関東バス [作新学院・駒生行]で約5分、桜通十文字下車すぐ

お車をご利用の場合―
駐車場有・料金無料
■ 東北自動車道で
[鹿沼IC]から 約15分、または [宇都宮IC]から 約20分
■ 北関東自動車道で
[壬生IC]から 約25分
ホームページ
http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/
栃木県宇都宮市桜4-2-7
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