文化庁メディア芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガ等の顕彰等を目的として平成9年度から始まり、回を重ねるごとに海外からの応募や参加も増えて国際的な祭典へと成長しています。文化庁メディア芸術祭国内巡回事業は「文化庁メディア芸術祭ネットワークス」と題し、全国の美術館やフェスティバルを巡回し、受賞作品の展示や上映を行うことで同芸術祭の魅力を紹介しています。
長崎巡回では、アート部門に焦点をあて、昨年度の優秀賞受賞作品である『10番目の感傷(点・線・面)』を展示するとともに、作者であるクワクボリョウタ氏の創作活動や作品の魅力を丁寧に紹介します。
会場では、歴代受賞作品の変遷を軸に、文化庁メディア芸術祭の15年間の歩みも紹介するほか、第14回文化庁メディア芸術祭の映像作品も上映します。