タイトル等
荒木高子展
―心の深淵に迫る―
会場
兵庫陶芸美術館
会期
2011-12-10~2012-02-26
休催日
月曜日、12月31日(土)、1月1日(日・祝) *ただし1月2日(月・振休)、1月9日(月・祝)は開館し、1月10日(火)は休館
開催時間
10時~18時
入館は閉館時間の30分前まで
観覧料
一般 600円(500円) 大学生 500円(400円) 高校生 300円(200円)
( )内は、前売りおよび20名以上の団体割引料金です。
・中学生以下は無料になります
・17時以降に観覧される場合には、夜間料金になります。(一般300円、大学生250円、高校生150円)
・65歳以上の方は一般料金の半額になります。
・障害のある方及びその介護者は半額になります。
・前売券はローソンチケット(Lコード 57684)、セブンイレブン(セブンコード013-796)で発売しています。
主催者
荒木高子展実行委員会(兵庫陶芸美術館、神戸新聞社)
協賛・協力等
●後援/兵庫県、兵庫県教育委員会、西宮市、西宮市教育委員会、三田市、三田市教育委員会、篠山市、篠山市教育委員会、丹波市、丹波市教育委員会、(公財)兵庫県芸術文化協会
●助成/芸術文化振興基金
●協力/丹波立杭陶磁器協同組合
概要
荒木高子は、1921年に兵庫県西宮市に生まれました。華道未生流宗家の父・荒木白鳳の死後、荒木は1936年に15歳で家元代行として家業に従事しました。戦後は家業の職務と並行して、関西の前衛美術と積極的に関わりました。1956年には、大阪で白鳳画廊を経営し、荒木自身も石膏やスチールなどを用いたオブジェを制作しました。1961年に渡米し、ニューヨークで彫刻を学びました。当時のニューヨークでは、日本の美術の中で、絵画や彫刻などと比べて、陶芸はほとんど紹介されていませんでした。それが却って、荒木が陶芸に興味を抱くきっかけとなりました。
帰国後の1963年、荒木は西宮市の自宅に窯を築き、陶芸の制作をはじめました。1960年代から70年代は、八木一夫(1918-1979)の影響を受けて制作をはじめた黒陶のオブジェ、やきものにシルクスクリーンの転写技術を取り入れた「プリンテッド・ボールズ」で注目を集めました。1979年に開催された第5回日本陶芸展に出品した「聖書シリーズ(砂の聖書、燃えつきた聖書、黄金の聖書)」は、最優秀作品賞・秩父宮賜杯を受賞しました。以後、荒木は、もろく崩れゆく聖書をテーマにして、自身の心の深淵にある様々な感情をやきもので表現し、日本国内のみならず、海外でも高い評価を受けました。
本展は、荒木の没後はじめて開催される大規模な回顧展です。生涯にわたる陶芸作品とシルクスクリーンの道具をあわせて約70点展示し、荒木が陶芸界に遺した足跡をたどります。
イベント情報
【記念講演会】
「荒木高子の人と芸術」
講 師:乾 由明(当館館長)
日 時:1月28日(土)14時~15時30分
場 所:当館研修棟1Fセミナー室
聴講料:無料(ただし観覧券の半券が必要)
申込方法:事前申込制(先着110名)
※詳しくはお問い合わせ下さい

【ギャラリートーク】
学芸員による展示解説。
12月17日(土)、1月7日(土)、1月21日(土)、2月4日(土)、2月18日(土)
14時より1時間程度(観覧券が必要です)

新春恒例!お雑煮のふるまい
つきたてのお餅でお雑煮をご用意します。
2012年1月2日(月・振休)12時、14時より
(各回先着100名まで)
ホームページ
http://www.mcart.jp/23/exhibition/araki/araki.htm
会場住所
〒669-2135
兵庫県篠山市今田町上立杭4
交通案内
〔鉄道・バスをご利用の場合〕
●JR福知山線「相野駅」下車
駅前より神姫グリーンバス「兵庫陶芸美術館」「こんだ薬師温泉」または「清水寺」行き乗車約15分、「兵庫陶芸美術館」下車
※相野駅発バス時刻 9:35、10:20、12:50、15:45
土日祝は 11:50、13:50が増便

〔自動車をご利用の場合〕
●舞鶴若狭自動車道・三田西ICより約15分または丹南篠山口ICより約20分
●中国自動車道・滝野社ICより国道372号線を東へ30分
●阪神方面より国道176号を北上し、三田市四ツ辻信号より左折約15分
●駐車場無料、大型可
ホームページ
https://www.mcart.jp
兵庫県篠山市今田町上立杭4
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