タイトル等
吉原英雄展
画家のドラマ
会場
和歌山県立近代美術館
会期
2011-11-19~2012-01-15
開催時間
9時30分~17時
(入場は16時30分まで)
観覧料
一般500(400)円、大学生300(250)円
( )内は20名以上の団体料金
*高校以下、65歳以上、障害者の方、県内に在学中の外国人留学生(外国人就学生も含む)は無料 「関西文化の日」となる11月19日(土)、20日(日)は入場無料
概要
戦後日本の美術史に、 版画家として大きな足跡を残した吉原英雄(1931~2007)の画業を、没後アトリエに残された作品と当館コレクションを中心に回顧する展覧会です。
1931(昭和6)年、広島県に生まれた吉原は、大阪府立天王寺高校在学中に美術に対して強い興味を抱くようになり、芸術家としての歩みを始めることになります。1955(昭和30)年、24歳の時にデモクラート美術家協会に参加し、リーダー的存在であった泉茂に影響を受けて版画の制作を始めます。石版画に取り組み、1957(昭和32)年の第1回東京国際版画ビエンナーレ展には《ひまわり》が入選するなど、物語性を秘めた叙情的な作品で評価を受けます。1960年代になると抽象的な画面の追求へと作風を展開させますが、60年代後半には一つの画面に石版と銅版を同時に用いた表現を開拓。技術的な高度さのみならず、特性の異なる技法を混在させることで、緊張感のある表現を生み出し、国内はもとより国外においても高い評価を得ました。以後もさまざまな技法を用い、ドラマ性のある表現を通して、人間のあり方を描くことに挑み続けました。
存命であれば今年80歳を迎える吉原の没後5年を記念して、その制作の歩みをたどります。
イベント情報
関連事業
■フロア・レクチャー(学芸員の展示解説):11月20日(日)、23日(水・祝)、12月4日(日)、23日(金・祝)、
2012年1月9日(月・祝)、15日(日)/いずれも14時から、2階展示室にて(要観覧券)
■友の会版画プレゼント記念講演会:講師:吉原英里氏(版画家)(近代美術館友の会主催)
11月19(土)14時から、ホールにて
■コレクション展2011‐秋 ミュージアムコンサート:「川嶋哲郎 ソロライブ Jazz Live at MoMA,Wakayama TETSURO KAWASHIMA Solo」(テナーサックス)11月23日(水・祝)11時から、1階展示室にて(要観覧券)
ホームページ
http://www.momaw.jp/exhibit/now/post-2.php
会場住所
〒640-8137
和歌山県和歌山市吹上1-4-14 (和歌山城となり)
交通案内
[バスでお越しの方]
JR和歌山駅または南海電鉄和歌山市駅から約10分
和歌浦口方面行き「県庁前」下車、徒歩2分
※関西国際空港からリムジンバスでJR和歌山駅まで約40分

[タクシーでお越しの方]
JR和歌山駅から約15分
南海和歌山市駅から約10分

[お車でお越しの方]
阪和自動車道和歌山インターチェンジより和歌山城方面へ約15分
ホームページ
https://www.momaw.jp/
和歌山県和歌山市吹上1-4-14 (和歌山城となり)
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