王の儀式再現劇は、考古学の研究成果をベースに1500年前の古墳時代の儀式を再現したものです。主に三ツ寺Ⅰ遺跡や八幡塚古墳の調査結果に基づいています。劇は、館のマツリと古墳でのマツリの二部構成になっています。登場人物の衣装や道具、舞台はボランティアスタッフにより製作され、毎年少しずつ実物に近くなるように新しい製作や修理の活動を続けています。これまで平成17年度から始まり、5回の上演を行ないました。
この企画展では、再現劇5回上演を記念して、再現されているマツリの詳しい内容、登場人物設定を紹介し、今までに作られた上演時にしか見られない衣装や製作物(小道具等)の一部を関連する考古資料と共に展示いたします。