タイトル等
「入江泰吉 大和路巡礼5―山の辺・宇陀・吉野―」展
会場
入江泰吉記念奈良市写真美術館
会期
2011-04-01~2011-06-26
休催日
月曜日、祝日の翌日(その日が平日である場合)
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
大人500円、高大生200円、小中生100円 ※団体20名様以上は2割引
概要
奈良大和路は、神話と伝説に彩られた山の辺の道をはじめ、隠口の泊瀬(こもりくのはつせ)、吉隠(よなばり)、阿騎野(あきの)、宮滝といった万葉の故地や、「歌書よりも軍書に悲し……」と読まれた吉野山など、いたるところに歴史の面影がちりばめられています。
入江泰吉は、そうした大和路の風景に潜んでいる歴史を、戦後から約半世紀にわたって一つずつ紐解き、撮影してきました。昭和20年代後半から、「古寺巡礼」だけではなく万葉集や文学作品にも目を向けて作品にさせてきたのです。初期の作品には、のどかな農村風景や人物を配した作品などがあり、古代の幻想を写しこむことに苦心しています。
その後も入江は大和路をくまなく歩き、「記・紀」や「万葉集」を深く知るにつれて、ようやく自分の思い描いた歴史的情景を写真に表現することができるようになったのです。
入江の足跡を見つめ直そうとする「大和路巡礼」第5回目は、入江の歴史的な情景表現の真骨頂ともいえる「山の辺・宇陀・吉野」の初期から晩年までの作品を取り上げました。中世以降、貴族や庶民がこぞって観音詣でをした長谷寺や、「女人高野」と称された室生寺の堂塔や仏像に迫った作品などで、大和の歴史の奥深さと魅力を紹介します。
ホームページ
http://www1.kcn.ne.jp/~naracmp/
展覧会問合せ先
TEL 0742-22-9811 FAX 0742-22-9722
会場住所
〒630-8301
奈良県奈良市高畑町600-1
交通案内
[電車・バスでお越しの場合]

JR奈良駅・近鉄奈良駅から市内循環バスで「破石町(わりいしちょう)」下車、東へ徒歩10分、新薬師寺西側。

[車でお越しの場合]

奈良教育大学の南側の角と、「ほっかほっか亭」の間の交差点を東に入り、奈良教育大学附属幼稚園の角を左折してから約150m。
ホームページ
http://irietaikichi.jp/
奈良県奈良市高畑町600-1
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